教育の環は、北海道・安平町における教育視察ツアーを11月13日(木)に開催する。
同ツアーには、保育・教育に関わる人、町づくりに興味のある人、保護者など誰でも参加可能。定員は30名で、Webにて参加申込を受け付けている。参加費は25,000円(税別)だ。
震災をバネに躍進する教育のまち・安平町
安平町は、2018年の北海道胆振東部地震で学校を失った経験をバネに、「教育」をまちづくりの中心に据えた取り組みを行ってきた。
その結果、3年連続で人口社会増を達成し、「2025年版 住みたい田舎ベストランキング」子育て世代部門で全国第5位に選ばれるなど、確かな躍進を遂げている。
ツアーのハイライト

安平町 井内教育長による解説
同ツアーでは、幼児教育から高校、地域活動に至るまで、町全体で取り組む安平町の学びの現場を「まるごと」体感できる。当日は、井内教育長自らが、学校建設に至るまでの住民議論や空間設計のこだわりについて解説してくれる。
注目は、2023年に開校した小中一貫義務教育学校「早来学園」。ICT空間設計はチームラボが担当した。
同学園は、「自分が世界と出会う場所」をコンセプトに掲げている。図書室(まなびお)やアリーナ(体育館)、キッチンなどが地域に開放され、0歳から90歳までが自然に交わる「カオスな」学校の空気感を、校舎内の見学を通じて五感で感じられる。
また、町全体が連携し、子どもたちの学びを育む現場を巡る。
はやきた子ども園・おいわけ子ども園は、全国初の公私連携・幼保連携型認定こども園。子どもを中心とした「場」づくりや、多世代が関わり合う地域の拠点としての進化を見られる。
追分高校は、受験や競争にとらわれず、「ゆったり自分を見つめる」時間や、一人ひとりの“やりたい”を大切にした学びを実践。不登校経験のある生徒も自分らしく学べる場として選ばれているそう。
安平町のコミュニティスペース「ENTRANCE(エントランス)」は、「いつでも、だれでも、気軽に立ち寄れる“未来の入り口”」。2018年の北海道胆振東部地震からの復興活動の中で誕生した、安平町の新しい交流拠点だ。
地域の子どもからシニア、そして安平町を訪れた人々が集い、自分の想いを語り合い、新しいことをカタチにしていく「話し合う」「創り出す」場として開かれている。
教育の環について
教育の環は、「教育ですべての子どもたちに笑顔の瞬間を」をコンセプトに、前例のない様々な教育企画・プロモーション・プログラム開発を行う教育クリエイター集団。
日本全国の教員、教育Youtuber、サイエンスアーティスト、学生・生徒、プロデューサー、大学教授、お笑い教師芸人、研究員、音楽家など教育に関わる様々な人と特定非営利活動法人として活動している。
この機会に、安平町の教育の「場」と、チームラボがデザインした学びの「空間」が交わって生まれる“空気感”を感じてみては。
■安平町視察ツアー
日時:11月13日(木)9:30~17:00(懇親会18:00~)
場所:北海道勇払郡安平町
集合:コミュニティスペース ENTRANCE
定員:30名
参加費:25,000円(税別)
詳細・申込み:https://note.com/educationcircle/n/n8d49d63a27c2
教育の環 HP:https://educationcircle.or.jp
(Higuchi)
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