
丸新本家は、醤油醸造発祥の地として知られる和歌山県湯浅町にて、醤油のもととなった金山寺味噌の製造を1881年から行う、老舗の醸造元だ。
丸新本家は、10月30日(木)のみその日から、和歌山県で生産された青唐辛子を使用した「青唐辛子金山寺味噌~柚子風味~」を販売している。
金山寺味噌について
金山寺味噌は、味噌汁などで使用する味噌とは違い、米、大麦、大豆、茄子、ウリ、生姜、シソなどの野菜が入った自然発酵のおかず味噌。
和歌山県が発祥の地として知られているという。

食べ方としては、ご飯の上にのせてお茶をかけるお茶漬けや、煮だしたほうじ茶の中にご飯を入れて炊く、茶粥(郷土料理)のトッピングなどがあり、長年愛され続けているそうだ。
社員の何気ない一言が商品開発のきっかけ

お皿に盛った「青唐辛子金山寺味噌~柚子風味~」
「青唐辛子金山寺味噌~柚子風味~」は、「辛みそのようなピリ辛な金山寺味噌食べてみたい」という社員の何気ない一言から製造に取り掛かかったそう。
青唐辛子の配合割合の検討を重ね、辛すぎないちょうどよい割合に。さらに、ゆずを合わせると柚子胡椒のような料理のアクセントにもなるのではないかと、ゆずの風味をプラスすることにしたそう。
出来上がった金山寺味噌は、味噌の甘さと青唐辛子の辛さ、柚子のさわやかな風味が絶妙に調和。食べだすと止まらなくなるような、あとを引く味わいになったという。

同社おすすめの料理例として、おにぎりの具や、

醤油の代わりに豆腐に乗せて、

ひき肉と炒めて辛味のマイルドな和風ガパオなどが挙げられている。
和歌山県産の農作物を、伝統食である金山寺味噌に活用
「青唐辛子金山寺味噌~柚子風味~」は、国産原料にこわだっている。
金山寺味噌は和歌山県発祥のおかず味噌で、製造過程で出る「たまり」は現在の醤油のもととなったと言われているという。同社の金山寺味噌は、使用する金山寺麹(大豆、裸麦、米を原料に麹菌を付けて製麹したもの)から自社で製造している。一緒に混ぜ込む野菜も国産原料を使用し、丁寧に発酵熟成させているそう。
また、金山寺味噌に使われる茄子は、湯浅町の伝統野菜「湯浅なす」。生産が途絶えかけていたものを、地域の農家や自治体の人の力を借りて復活させた貴重な茄子だ。
さらに、県内で生産されたものを全国へという想いもこだわりの一つ。林野庁「都道府県別森林率・人工林率」調査によると、2022年3月31日(木)時点で、和歌山県の森林率は77%なことが明らかに。県土の約4分の3が山林に覆われて山・海・川に囲まれた自然豊かな地域だ。この豊かな自然環境の中で育まれる農林水産物には、全国的に知られているものから、生産量が限られ県外にはほとんど流通しない希少なものまで、実に多様な魅力があるという。
丸新本家は、こうした和歌山県産の農作物を、伝統食である金山寺味噌に活用することで、地域の魅力をより広く発信していきたいと考えている。自然の恵みと食文化が融合した「金山寺味噌」を通じて、和歌山県の豊かさを感じてもらえるよう努めていく考えだ。
丸新本家について
創業1881年。丸新本家は、和歌山・湯浅の地で144年にわたり金山寺味噌を作り続けてきた。創業当時から変わらぬ製法を守り、素材の持ち味を活かした丁寧な味噌づくりにこだわり続けている企業だ。
米麹の製造から自社で一貫して行い、金山寺味噌や普通味噌に加え、生米麹や金山寺麹など、発酵の魅力を伝える多彩な商品を展開している。
「青唐辛子金山寺味噌~柚子風味~」の価格は604円(税込)。湯浅醤油醤館、丸新本家本店、丸新本家の田辺店と南紀白浜とれとれ市場店、公式ECサイトで販売している。
この機会に、丸新本家の「青唐辛子金山寺味噌~柚子風味~」を食卓に取り入れてみては。
丸新本家公式ECサイト:https://www.marushinhonke.com/
丸新本家公式Instagram:https://www.instagram.com/yuasasoysauce/
(ソルトピーチ)
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