
9/25に発売し、わずか2日で全世界累計出荷本数100万本を突破したホラーゲーム『SILENT HILL f』。
本作は、KONAMIが送るサイコホラー『サイレントヒル』シリーズの外伝的作品、リアルで没入感溢れるストーリーとデザインで、1960年代の日本の田舎町が舞台となっています。
プレイヤーは高校生の深水雛子を操作し、変貌した田舎町・戎ヶ丘を探索していくわけですが、その主人公・深水雛子を演じた女優の加藤小夏さんが今話題となっていますね。

自身のYouTubeチャンネルを開設し、当ゲーム実況を配信。
その総再生回数は660万回再生を突破、すでにチャンネル登録者数も25万人を超える人気っぷりです。
1.加藤小夏プロフィール紹介
安室奈美恵さんに憧れ5歳からダンスを習っており、中学1年生の時にそのダンスからの帰り道、原宿の竹下通りでスカウトされ、現在の事務所サンミュージックプロダクションに所属する、という経歴。

雑誌『Pen』で、2018年バズる女性の1人として紹介されるなどし、2018年に『痛快TV スカッとジャパン』(フジテレビ)で、地上波に初出演し話題に。
2019年に、桂正和原作のコミックを実写化した『I’’s』にて、インヒロインの葦月伊織役を決める700人規模のオーディションを経て、4人目のヒロイン・麻生藍子役に抜擢。連続ドラマ初出演を果たしました。
以降、様々なドラマで主演を務め、2022年には『鎌倉殿の13人』で大河ドラマにも初出演。
他にも、日本赤十字や、NTT西日本、LINE、北斗の拳35周年のCMにも出演。
一方で、2021年から自身初のアパレルブランド「ForWe」をプロデュースするなど、その活動の幅を広げている加藤小夏さんです。
2.『サイレントヒル f』実況配信でブレイク
そんな加藤小夏さんが『SILENT HILL f 』をプレイするという企画をすることになり、それに伴って10/21にYouTubeチャンネルを開設。
そして実際にゲームをプレイし始めると、雛子の顔が画面に映れば、
これ、私なんです
と画面に向かって囁き、雛子が話し出すと、
うわぁ。めっちゃ自分の声!
と驚きの声を上げながら和やかにストーリーは進行。
しかしゲーム自体が初心者ということもあり、PS5のコントローラー操作に苦戦。
様々に炸裂する初々しいプレイっぷりが微笑ましく、チャット欄も非常に盛り上がる事態に。
これアーカイブ残るんだけど、絶対うざいと思う。私だったら絶対見たくないもん
と自虐を挟みながら、四苦八苦しつつゲームをプレイしていきました…!
なぜこの配信がバズっているかと考えると、考えられる要因は3つあります。
・知っているはずなのに初見
・ギャップとユーモア
・素人としての成長
知っているはずなのに初見
まず、前提として加藤小夏さんは主人公の雛子を演じており、そのゲーム内容やストーリーを知っている”中の人“です。
にも関わらず、ゲーム初心者でかつアフレコなどの記憶もあまり無いおかげで、ゲーム制作に携わっておきながらほぼ初見のような新鮮な心持ちでゲームプレイをしている、という特異なシチュエーションが生まれているのです。

出典元:ファミ通
実際、ファミ通のインタビューで加藤小夏さんは、
ネガティブな発言に聞こえてしまうかもしれませんが、じつは不思議なことに、本作の企画が始まってから終わるまで、私がどう本作に関わったのか、どんな取り組みかたをしたのか、記憶があまりないんです。
と語り、また
強烈に覚えているのが、先ほどお話した、自分がどこにいるのか、誰なのかわからなかったことだけで。
それ以外の記憶は、アフレコなどの断片的な部分だけしか思い出せません。
今回お話した内容も、その記憶の断片から絞り出したもので……。ですからすみません、脚本を読んだ記憶もじつはなくて(笑)。
なので、物語の詳細な内容についても、すみません、覚えていないんです。
と、ゲーム収録時の記憶がすっぽり抜け落ちていることが、”知っているのに知らない“というおかしな状況を生んでいるわけです。
ギャップとユーモア
もともと清純派女優としてドラマや映画で見せる落ち着いた演技で活躍してきた中で、初めての実況配信を通して垣間見える”素“の部分とのギャップが魅力的に見えることも、人気の要因だと思います。
チャット欄で応援する視聴者を指して「全肯定Botが沢山居るぞ〜!」とファンをbot扱いし、すぐにハッとし反省と弁明を行うさま。
ビックリした瞬間に思わずコントローラーを放り投げそうになったり、顔を手で覆って画面から目を背けたりする姿。
不気味なサウンドエフェクトに何度も「キャー!」と絶叫するさま。
これらの一つひとつのリアクションが、一人の人間の生の体験として、ゲームの恐怖と向かい合っているのが伝わるため、視聴者は好感を持って心をつかんだとも言えるでしょう。

また、加藤小夏さんが持っている個性としてのユーモアが垣間見えるのも、ファンが増えている証左かも知れません。
例えば、この実況配信を通して、加藤小夏さんのファンになった人たちが写真集を購入したことで、すぐに重版が決定。
そこで、先日発売された自身の写真集に関するツイートでは、”私が闘っている間に~“といった表現で宣伝。
ちなみに、なんとこの写真集、発売自体は2024年の1月ということで、時間が経ってからの重版はこの実況配信がきっかけになっていることは想像に難くありませんね。
また、ゲーム内の主人公である深水雛子が使う武器として登場する鉄パイプがありますが、配信画面では加藤小夏さんの背後に実際に鉄パイプを置いてゲームプレイするなど、ちょっとしたところでクスリとさせる要素を盛り込んでいます。

素人としての成長
ゲームには起こるドラマとして、プレイする本人のゲームスキルの上達という点も、見ごたえの一つですね。
プレイ中に視聴者にアドバイスをもらいながら、配信も回を重ねるごとにみるみる上達していっているところが、視聴者の好感を呼んでいる気がします。
動画アーカイブには残っていませんが、2回目の配信の際にその内容に納得いかなかった彼女は、配信後にこっそり戦闘の「れんしゅう」兼反省会をしています。
そして、その練習配信ですら約1.3万人が視聴していることから、応援しがいのある配信者であることが伺えます。
3.加藤小夏さんゲーム実況に関するまとめ
今回は加藤小夏さんのゲーム実況配信の魅力について検証してみました。
ゲームの進捗はまだ中盤程度というところで、ゲーム初心者と苦手なホラーに慌てふためきながら、必死に頑張る加藤小夏さんの今後のゲーム配信に要注目です!

次回は加藤小夏さんのプライベート?彼氏の有無や恋愛観などについても検証していきたいと思います!

