
チョークの国内シェア約7割を誇る日本理化学工業から、ホタテの貝殻を活かした環境にやさしい「SEA SHELL CHALK(シーシェルチョーク)」が誕生。
学校だけでなく、アート表現や屋外作業にぴったりな全29種類のラインナップが登場した。
学校の定番、環境にやさしい「ダストレスチョーク」


昭和12年から“チョーク”を作り続ける日本理化学工業の「ダストレスチョーク」は、国内シェア7割を誇る学校の定番だ。

2005年、年間数10万トンが廃棄され社会問題となっていたホタテの貝殻を活用するため、札幌の道立総合研究機構工業試験場と共同開発。

ホタテの貝殻を5マイクロメートルの微粉末にして配合することでバイオマス原料として活用。
これまで以上に折れにくく、黒板への書き味も滑らかに向上したという。
パッケージは環境にやさしい「SEA SHELL CHALK」が登場

さらに、この秋「ダストレスチョーク」シリーズに、環境にやさしい6本入パッケージ「SEA SHELL CHALK」220円~550円(税込)が登場。
形状や用途に合わせて選べる全29種類がラインナップしている。また、パッケージもプラスチック素材から、ホタテの貝殻などの天然由来成分を51%配合したバイオマス素材パッケージへとリニューアル。
使用後は可燃ごみとして廃棄できるという。
描きやすさにこだわった3種類の形状

「SEA SHELL CHALK」は、描きやすさにこだわった3種類の形状から選ぶことができる。
JIS規格の定番『レギュラー』は、なめらかな書き味と高い発色が特長。
『スリム』は手動の鉛筆削りが使えるので、細かな表現が可能に。
『スクエア』は、角を使って細線も太線も自在に描ける新形状だ。

さらに用途に合わせて、すべての人に使いやすいユニバーサルデザイン認定の『eyeチョーク』、工事現場などの屋外作業に対応した『耐水性チョーク』、明るく目を引く発色で掲示や演出にも最適な『蛍光チョーク』から選ぶことも。
『eyeチョーク』は2025年11月「ニューロダイバーシティアワード2025」にて、ニューロダイバーシティ賞を受賞しているそうだ。

黒板アート:作品提供@チョークアーティストAsami

11月2日に開催された「川崎祭」の様子
教育現場だけでなく、全国的な広がりを見せる黒板アートなど、チョークアートの表現や建設現場まで、幅広いシーンすべてに応えるラインナップ。


各種単色、6本入アソートから選べるのもうれしいポイントだ。
川崎、美唄の工場で作られる高品質なチョーク


また創業以来「人にやさしく、地球にやさしい」を使命に掲げる日本理化学工業では、昭和35年から障がい者雇用を継続することで「人の可能性を支える」ものづくりを実現。
現在、約7割の知的障がいのある社員が職人として高品質なチョークを1本1本作り続けている。
「SEA SHELL CHALK」は11月10日(月)から、全国の文具店、教育資材販売店、公式オンラインストアにて販売中。
チョークを使ったアートに挑戦したい人はチェックしてみてはいかが。
日本理化学工業HP:https://www.rikagaku.co.jp
(夏木里緒)
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