グローカルデザインスクールが運営する小中学生の地域活性化プロジェクト「横須賀ジュニアビレッジ」は、長井海の手公園「ソレイユの丘」、カミツレ研究所と地域活性化と持続可能な社会を目指す共同プロジェクトの一環として開発した新商品「さわやかソレイユハンドクリーム」を1月30日(木)10:00より販売を開始した。
子どもたちが開発から販売まで手がけたハンドクリーム
横須賀ジュニアビレッジは、地域の小中学生が「横須賀の農業を観光資源へ」をテーマに活動しており、これまでにも地域農家の人と協力して紫にんじんを栽培。
横須賀特有のカラフルな野菜を使用した「紫にんじんドレッシング」を商品化している。
この度発売の新商品「さわやかソレイユハンドクリーム」は、横須賀観光のお土産づくりを通して、横須賀をもっと元気にしたいという思いで、ジャーマンカモミールの種まきから、苗の定植、収穫、乾燥、加工の一部といった工程に横須賀ジュニアビレッジの子どもたちが関わり開発。
商品名やパッケージデザインも、子どもたちが主体となって、何度も議論を重ね、完成させた。
パッケージに込められた想い
パッケージデザインには、カモミールの花やソレイユ(フランス語で太陽)、さらに香りづけに使用されたユズの要素を融合。
ネーミングの“いつもあなたを支える”には“抗菌・消炎作用もあるので「ソレイユの丘」の丘で思いきり遊んだときに使用して欲しい”、慌ただしい日常の中で“「ソレイユの丘」に来た時のようなさわやかな気持ちになってほしい”という思いが込められている。
子どもと地域を応援したい企業との連携商品
また、「さわやかソレイユハンドクリーム」の開発は、子どもと地域を応援したい企業との連携で実現したもの。横須賀市の一大観光施設「ソレイユの丘」、敷地内にある体験農園「シテコベサステナブルファーム」の一部を活動拠点として借り、カミツレ研究所の強力で種まき〜収穫までの栽培方法や有機栽培の大切さを直接教わりながら進めてきた。
商品には、子どもたちが栽培したジャーマンカモミールのエキスを高濃度(3%)配合し、保湿効果と爽やかな香りを実現。高品質とオーガニックにこだわった商品なので、乾燥が気になる季節や身近な人へのプレゼントなどにもぴったりだ。
また、合成着色料、鉱物油不使用であることから、子供から大人まで安心して使用可能。多様なシーンで、利用することができそう。
商品発売を記念したイベントや販売会を実施
商品販売を記念して、2月2日(日)11:30〜「ソレイユの丘」にて子どもたちによる記者発表会イベントを開催。当日は、思いが詰まった商品プレゼンが実施された。
2月9日(日)は、横須賀中央駅隣接の横須賀モアーズシティにて販売会を11:00〜16:00開催予定している。
パートナー企業について
パートナー企業には、暮らしの明日を彩り、豊かなものへと変えていく日比谷花壇、
人と人を結びつけ、課題解決に向けてまちを動かすシテコベ、
自然と調和するライフスタイルを追求し、あらゆる生命が健康で心地よく共存できる暮らしを提案するSouGoが名を連ねている。
グローカルデザインスクールについて
グローカルデザインスクールは「田畑と地域を学び舎に、社会で生きる経験をつくる」をコンセプトに小中学生の子どもたちが食の地域課題に挑戦するジュニアビレッジを運営。
横須賀ジュニアビレッジでは横須賀市の農業と観光を盛り上げることをプロジェクトテーマに、農作物の栽培〜商品開発〜販売に取り組んでいる。
ジュニアビレッジについて
ジュニアビレッジは小中学生が社会の一員としてリアルな地域課題に挑み、地域の未来をつくる“社会共育”プロジェクト。
実際の地域課題を学びのテーマとし、土づくりから農作物の栽培、さらには課題解決を目指した特産品の企画・開発・販売まで、すべてのビジネスプロセスが学びのプログラムとなっている。
子どもたちが主体となり、年齢や居住エリアを越えた仲間や、実社会で活動する大人たちと共に正解のない課題に1年をかけて取り組み、実践。
ジュニアビレッジでの活動を通して、こどもたちは社会を学びながら地域に貢献する経験ができ、そのこどもたちの成長と貢献が地域の未来をつくる力になっていくことを目指している。
子どもたちの情熱と挑戦から生まれた商品「さわやかソレイユハンドクリーム」を手に取ってみては。
■長井海の手公園 ソレイユの丘
住所:神奈川県横須賀市長井4丁目地内
ソレイユの丘 長井ベース公式サイト:https://soleil-park.jp/facility/59
ジュニアビレッジ公式サイト:https://jvglocal.com
(丸本チャ子)