静岡県菊川市は、春のセンバツ甲子園に出場する「常葉大学附属菊川高校野球部」の生徒のため、ふるさと納税制度を活用したガバメントクラウドファンディングプロジェクトに挑戦している。
プロジェクトの実施背景
常葉大学附属菊川高校は、深蒸し茶発祥の地・静岡県菊川市にある私立高校で、部活動や地域活動にも積極的だ。中でも硬式野球部は、県内屈指の強豪校。春夏通算11回の甲子園出場を誇り、2007年の春のセンバツでは「バントを使わない超攻撃野球」で菊川旋風を巻き起こし、全国制覇を果たした。
地元の高校に通う生徒たちが甲子園で活躍する姿は、元気と感動を与えてくれる。しかし、昨今の燃料費をはじめとする物価高騰等の影響もあり、選手や学校の応援団の交通費や宿泊費などの経費は、大きく高騰しているという。
菊川市は、静岡県の代表として、そして菊川市の代表として頑張る選手たちの力になりたい、少しでも同校の負担軽減に繋がればとの思いから、クラウドファンディングによる応援寄附金を募集することに。
寄附金は、選手の旅費や選手強化費などに活用
同プロジェクトは、3月1日(土)まで実施中で目標金額は500万円だ。寄附金は、選手の旅費、応援する生徒の移動・滞在費、選手強化費などに活用される。また、目標金額の達成にかかわらず、寄付金額のすべてを目的の用途に活用するという。
なお、寄付に対する返礼品・お礼の品はない。ただし、控除上限額内の2,000円を越える部分について税金が控除される。詳しい情報は、下記のクラウドファンディングのページや菊川市公式HPで確認を。
常葉大学附属菊川高校校長のコメントを紹介
常葉大学附属菊川高校の加藤伸司校長は、寄付者に対し、「本校硬式野球部が2年ぶり6回目となる選抜高校野球大会へ出場することになりました。18年前の2007年大会にて初優勝を果たし、全国に『常葉菊川』の名を轟かせました。
今回のチームはその年に捕手として出場した石岡諒哉が監督、選手たちの多くは今年18歳になる2007年生まれです。このような節目の年に再び甲子園に出場できることたいへん嬉しく思います。一試合ごと大切に戦い、ご期待に応えるよう努力してまいります。甲子園出場に対し、皆様からの格別のご支援を賜りますようお願い申し上げます」とコメントしている。
甲子園という夢の舞台で大いに活躍できるよう支援
また、菊川市長の長谷川寬彦氏は、「常葉大学附属菊川高校野球部の選手、監督、ご家族並びに関係者の皆様、第97回選抜高校野球大会へのご出場、誠におめでとうございます。今年度市制施行20周年を迎えた当市にとって、とても喜ばしい出来事です。
野球をはじめとするスポーツが盛んな当市では、同校が甲子園出場を決めるたびに市内は大いに盛り上がります。このプロジェクトを活用し、常葉大学附属菊川高校野球部が甲子園という夢の舞台で大いに活躍できるよう、支援をしてまいります。皆様のご協力をいただければ幸いです。よろしくお願いいたします」とコメントを寄せた。
この機会に、静岡県菊川市が「常葉大学附属菊川高校野球部」のために実施中のクラウドファンディングをチェックしてみては。
ふるさとチョイスGCF:https://www.furusato-tax.jp/gcf/?header
プロジェクト名:「祝!春のセンバツ出場」常葉大学附属菊川高校野球部を応援したい!
菊川市公式HP内クラウドファンディング詳細ページ:https://www.city.kikugawa.shizuoka.jp/shisei/tkgcf.html
常葉大学附属菊川高校公式HP:https://tokoha.net/kikugawa
(ソルトピーチ)