「共に生きる」をスローガンに、全国56地域で高齢者介護施設「翔裕館」を運営するサンガジャパンは、本格的な夏を迎える前から熱中症対策を強化している。
「食べる楽しみ」を演出し、食欲を刺激
2024年5月～9月の熱中症による救急搬送者数は9万7,578人、過去最多となり、そのうちの6割近く5万5,966人(57.4％)が65歳以上の高齢者(※1)。熱中症の発生場所は「住宅」が最多で、全体の約4割を占めたという。また、今年の夏も平均気温は高い見込みと気象庁が発表、昨年並みの猛暑となる可能性(※2)があるということだ。
高齢者は若年者に比べて、熱中症になりやすい傾向にある。これは、体内の水分量が少ないこと、体温調節機能が低下していることなど、いくつかの要因が複合的に作用するためだが、特に「水分不足」は、熱中症リスクを高めてしまうという。
そこで「翔裕館」では、日々の食事を工夫。夏場でも食べやすい麺類や、水分の多い夏野菜を多く使うなど、水分を摂りつつ体温を下げるメニューを提供している。
特に昼食は、10種類から選べるレストラン方式で「食べる楽しみ」を演出することで食欲を刺激。彩りの良い盛り付けも工夫して、完食率を上げている。中でも「冷やし中華」「冷や汁」は夏の人気メニューとのことだ。メニューの詳しい情報は、下記のメニュー詳細ページをチェックしてみて。
空調管理や声かけなどの熱中症対策を実施
同施設では、そのほかにもさまざまな熱中症対策を行っている。
室温28℃以下・湿度60％を目安に空調管理。のどが渇いていなくても、1時間にコップ1杯程度の水分を摂ってもらっているという。
また、夏でも厚着を好む人もいるが、汗ばんでいたり、体温が高かったりする場合は、「少し暑いようなので、涼しい服に着替えましょうか」などと声をかけるそう。
さらに、何となく元気がない、普段よりも静かにしている、ぼんやりしているといった様子の変化を初期熱中症の兆候としてチェック。食欲不振も熱中症の初期兆候のため、普段よりも少なくないか？を確認しているという。
そのほか、熱中症の兆候が何も見受けられなくても、朝夕に体調を確認。体重測定、尿量の確認を行い脱水症状がないか(短期的に体重が落ちる、濃縮尿になっていて水分がとれていないか)をチェックしているそうだ。
「翔裕館」について
「翔裕館」は、全国56拠点にて有料老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅・グループホーム・デイサービス・ショートステイ・訪問介護・小規模多機能居宅介護・居宅介護支援などの高齢者向け介護サービスを提供。
施設は、秋田県／宮城県／東京都／埼玉県／千葉県／静岡県／愛知県／滋賀県／京都府／大阪府／兵庫県にある。
同施設では、“利用者を元気にする”企画の立案と実施について、介護の現場を最も熟知している施設職員らに大きな裁量をゆだねることで、施設ごとの自由な発想・ユニークな取り組みを実現しているという。
熱中症対策をはじめ、さまざまな取り組みを行う「翔裕館」に注目だ。
メニュー詳細：https://my.ebook5.net/sangajapan/genki-rest
サンガジャパン 公式HP：https://sangajapan.jp
※1 総務省消防庁報道資料より
※2 気象庁予報より
(ソルトピーチ)
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