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青森県旧平賀町(平川市)
日本中では目まぐるしく、日々いろんなイベントがひらかれている。「そんな日本には、どのような土地があるのだろう」と、写真家として活動している私(仁科勝介)は、“平成の大合併”時に残っていた、旧市町村をすべて巡る旅に出た。その数は2000を超える。
今回、地域や自治体、企業の取り組み、新商品などの情報を発信するニュースサイト「ストレートプレス」で、それらを紹介する機会をいただいたので、写真を添えて連載をスタートした。
「ストレートプレス」内に登場するローカルな市町村と、関係があるかもしれない。
今回は、青森県旧平賀町(平川市)を写真とともに紹介する。
Vol.392/青森県旧平賀町(平川市)
旧尾上町と旧平賀町が合併したのが平川市だ。そして、旧平賀町は旧尾上町よりも南に位置し、同じく津軽平野が市街地を占めている。もともと明治時代になる前は「平賀庄」と呼ばれていたらしく、平賀という地名も長く残ってきた地域だ。
平賀駅周辺にやってくると、駅前通りらしいまっすぐな道が気持ちいい。駅前は一車線の道路であるものの、道幅も思いのほか広いような気がした。やはり冬の時期になると、積雪で道幅が狭くなることを見越しているのだろうか。また、近くには「ねぷた展示館」もあるし、駅構内にはねぷたの写真も。今回は青森市、五所川原市、弘前市でねぶた(ねぷた)のお祭りと出会うことができたけれど、そのほかの地域でももちろんねぶた(ねぷた)はあるのだ。この地域のねぷたもぜひ観てみたいものだなあ。
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旧平賀町へ
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立派な平賀駅
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ねぷたがあるのだなあ
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駅からの通りも気持ちいい
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アップルタウン
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鷹の羽温泉へ
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青森県は温泉がたくさんあっていいなあ
駅周辺の看板にはりんごを連想するものも多く、りんご栽培も主流なのだろうなあと感じられる。ちなみに平賀駅の弘南鉄道弘南線は、田んぼ鉄道の愛称も付けられていて、鉄道で巡るのもいいなあと。
その後、鷹の羽温泉へ向かった。弘前市でお世話になったご家庭のお父さんが、お薦めしてくれたのだ。市街地に位置する温泉で、車もたくさん停まっている。入浴料は訪問時350円。地元のお客さんで賑わっていたし、体の芯からあたたまった。青森県は温泉が豊かで、最高である。
(仁科勝介)
仁科勝介(Katsusuke Nishina にしなかつすけ)/かつお
写真家として活動。1996年、岡山県倉敷市生まれ。広島大学在学中に、日本の全1741の市町村を巡る。
『ふるさとの手帖』(KADOKAWA)、『環遊日本摩托車日記(翻訳|邱香凝氏)』(日出出版)をはじめ、2022年には『どこで暮らしても』(自費出版)を刊行。
旧市町村一周の旅『ふるさとの手帖』:https://katsuo247.jp
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