近大農学部×京都離宮の新商品「おだしとごはん」発売!本気の出汁茶漬けを味わおう

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京都府京都市に本社を構えるプレメーズが運営するおだしのテーマパーク「京都離宮 ~おだしとだしまき~(以下、京都離宮)」は、近畿大学農学部食品栄養学科准教授・森島真幸ゼミおよび京都離宮商品開発チームと共同で、手軽に栄養を摂取できる出汁茶漬け「おだしとごはん」292円(税込)を開発。

同商品は、2月10日(月)より、限定10,000個で販売中。京都市伏見区にある京都離宮のほか、同店オンラインショップや奈良県奈良市のファミリーマート近畿大学奈良キャンパス店などで購入できる。

「おだしとごはん」の特徴


「おだしとごはん」は、産学連携で1年かけて作り上げられた、おだしのプロと栄養のプロが本気で考えた商品。



近大の管理栄養士養成課程の学生が中心となって配合、商品名、商品パッケージ、商品活用方法まで全て試行錯誤して作り上げた。


同商品は、本枯節や昆布など厳選された素材の魅力を最大限に引き出した、京都離宮の人気商品「整うおだし」をベースに山椒、ゆず皮などで仕上げた風味豊かな味わいが特徴だ。


また、小松菜、ねぎ、人参、ごぼうといった乾燥野菜を配合することで、食物繊維を補給しながら、彩りもプラスしている。


さらに、塩分相当量を0.8g(6枚切りの食パン1枚分)に抑えることに成功。近畿大学食品栄養学科にて測定した結果、通常の類似商品と比較して約47%の減塩を実現しているそう。


そして、商品のパッケージデザインは、若者向けのシンプルデザインに。近畿大学の学生が担当し、シンプルながらも洗練されたデザインとなっている。

「おだしとごはん」の開発背景と目的


京都離宮では、コンセプトである「人生を変えるおだし生活」を通じて社会課題の解決を目指している。その一環として、近畿大学農学部食品栄養学科・森島ゼミが研究する「朝食欠食率や食事摂取による健康問題」に共鳴し、共同での商品開発を進めることとなった。


2024年の農林水産省の調査によると、20~39歳の若い世代では「ほとんど朝食を食べない」人の割合が18.7%にのぼり、全世代平均の10.1%よりも高いことが判明。

朝食を食べるための条件として(10.1%)よりも高いことが分かりました。朝食を食べるための条件として 「自分で朝食を用意する時間があること」「夜遅くまで残業しないこと」などが挙げられ、時間的な制約や生活環境が朝食の摂取率に大きく影響している可能性が示された。

また、2024年度に、農学部食品栄養学科が実施した調査では、農学部生257人のうちほぼ100%が朝食の重要性を認識しているにもかかわらず、実際には29.7%が朝食を食べていないことが明らかに。つまり、「朝食が大切だ」と分かっていても、忙しい生活の中で実際に食べることは難しいということだろう。

こうした状況を踏まえ、個人の意志だけで健康的な食生活を続けるのは難しいと考え、朝食を摂るきっかけを提供するために「おだしとごはん」の共同開発が行われた。

同商品は、簡単に美味しく食べられる新しい出汁茶漬けとして、忙しい現代人の朝食習慣をサポートすることを目指している。

なお、同プロジェクトは、京都信用金庫と近畿大学が2023年6月に開催した相談会を通じて生まれたものだ。

おだしのテーマパーク・京都離宮


京都離宮は、日本初のおだしのテーマパークとして2022年8月にオープン。天然出汁の魅力を最大限伝え、堪能できる専門店として話題沸騰中だそう。


同店では、天然素材にこだわった出汁パックや出汁を使ったスイーツなど幅広い「おだし商品」を展開。中でも「だし巻き」はテイクアウトや店内メニューとして大好評だという。

飲食スペースでは、4種類の出汁を飲み比べ選んだ出汁で巻いた「だし巻き御膳と釜たきごはん」が楽しめるなど、ここでしかできない、究極の出汁体験を提供している。

外観は古民家をリユースした店舗で、京都らしい立派なお庭や店内には欄間など、細部までこだわっているのも魅力的だ。

「おだしとごはん」で手軽で美味しい出汁茶漬けを味わってみては。

■おだしとごはん
内容量:9.9g
販売価格:292円(税込) ※限定10,000個
販売店:京都離宮 ~おだしとだしまき~/京都離宮 ~おだしとだしまき~ 京都駅ビル店(3⽉下旬以降オープン予定)/京都離宮オンラインショップ/ファミリーマート近畿大学奈良キャンパス店/ファミリーマート近畿大学病院店/近大アシスト 東大阪営業所

京都離宮オンラインショップ:https://kyotorikyu.shop-pro.jp
京都離宮 ~おだしとだしまき~URL:http://kyotorikyu.com

(Higuchi)

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