2月1日(土)にリニューアルオープンした「一風堂 豊洲店」に、ロボット技術でおいしいを革新するTechMagic(以下、テックマジック)の炒め調理ロボット「I-Robo2」が導入され、稼働している。
調理と洗浄を自動化する「I-Robo2」
テックマジックが開発した「I-Robo2」は、攪拌、加熱、調理後の鍋の洗浄といった一連の動作を自動化することができるロボット。炒飯・野菜炒めなど、熟練の職人のレシピを自動で再現できる。
自動調理においては、メニューに応じて、加熱温度、加熱時間、鍋の回転スピード、回転方向を柔軟かつ適切に調整する。
「I-Robo2」は、さらにサイズがコンパクトになり、洗浄性やタッチパネルの操作性が向上した進化版モデル。また、導入店舗の要望に合わせて安全ガードや循環フードなどのオプションも追加可能となり、カスタマイズの幅を広げている。
「一風堂 豊洲店」で「博多チャーハン」を調理中
そんな「I-Robo2」が、「一風堂 豊洲店」に登場した。
「I-Robo2」は、スタッフの負荷を軽減し、味の品質の均一化に貢献するパートナーロボットとして、ラーメンの名脇役である「博多チャーハン」を調理。強火で一気に炒め、「パラッ」とした食感に仕上げる。
「一風堂」について
「一風堂」は、1985年に福岡で創業し、現在は15の国と地域に展開するラーメンのグローバルブランド。臭みがなくなめらかな豚骨スープと、歯切れの良い細麺の豚骨ラーメンが人気だ。
「一風堂」は、ステートメントである「Japanese Wonder to the World」の通り、これからラーメンを筆頭に、愛すべき日本食を世界へと伝えていく、というミッションを掲げている。世界中の人々が、日本の食を楽しみ、文化を理解し、愛してくれるように。そして、未来を担う世界中の子どもたちが、笑顔になれるように。そんな思いが込められている。
調理ロボット・業務ロボットを開発するテックマジック
テックマジックは、主に大手飲食チェーン店の厨房内における一連の調理工程を自動化する「調理ロボット事業」と、食品工場やセントラルキッチンで行われる不定形食品の定量盛り付け、秤量、積付や洗浄後の食器仕分けなどの単純作業を自動化する「業務ロボット事業」を主軸に事業を展開。
「I-Robo」の導入を通じて、人手不足の課題に対し省人化を推進し、人がより付加価値の高い業務に集中できる環境を目指している。
今回の「一風堂 豊洲店」での「I-Robo2」導入には、ワクワクするような日本食を世界へ伝え続ける「一風堂」の理念に寄り添い、より多くの「おいしい」を提供する手伝いをしたいという思いが込められている。
「一風堂 豊洲店」で、「I-Robo2」が調理した「博多チャーハン」を味わってみては。
■一風堂 豊洲店
住所:東京都江東区豊洲3丁目2−24 豊洲フォレシア 1F
営業時間:11:00~21:30、金・土曜日のみ~22:00 ※30分前ラストオーダー
定休日:なし
一風堂公式サイト:https://www.ippudo.com
TechMagic公式サイト:https://techmagic.co.jp
炒め調理ロボット「I-Robo」動画(YouTube):https://www.youtube.com/watch?v=ZfJPZfiTL8s
(Higuchi)