MuchAppは、利用者・働き手の目線に立った新発想のモビリティアプリ「ueen(ウィーン)」のサービスを開始した。
新発想のモビリティプラットフォーム
「ueen」は、従来の配車アプリとは一線を画した新発想のモビリティプラットフォーム。あらゆる年齢層やライフスタイルに応じた様々な移動サービスが集まり、移動を支える車両やインフラも組み合わさって、業界や地域におけるコミュニティに最適な移動の形を提供していく。
また、誰もが利用者(ユーザー)として、かつサービスの提供者(ワーカー)として参加できることで、利用者の利便性と人手不足解消を同時に実現可能とし、今後は対応エリアを広める他、機能の拡充を行い、さらなる利便性の向上を目指すとしている。
誰もが利用者に誰もが提供者に
2月に京都府京都市からスタートした「ueen」は、移動サービスの新しいスタンダードを目指す。
利用者(ユーザー)としてタダで様々な移動サービスを利用できるだけでなく、提供者(ワーカー)として空いた時間を有効活用して働ける柔軟なワークスタイルを提供する。
「ueen」は、利用者と提供者が共存するプラットフォームであり、移動手段を必要とするすべての人に新しい選択肢を届ける。
アプリひとつで【ueenライド】【ueenシェアカー】など、様々なモビリティサービスを利用者(ユーザー)として利用できるのが特徴。一方、そのサービスで提供者(ワーカー)としてueenワークで働けるのも大きな特徴だ。
ueenアプリでどこにいても都合のよい隙間時間に働くことができる。車を持っていなくても、【ueenシェアカー】を活用して働くことが可能だ。今後、生活サービスや観光ガイド、ヘルパーなど、移動に関連する様々なueenワークで働けるよう、サービスの拡充を計画中だ。
移動サービス紹介
乗るならタダの【ueenライド】は、ueenアプリひとつで、コミュニティ送迎や従来の有料タクシー、空港送迎など、自身に合った最適な移動手段を利用できる。昨年11月より、京都市の一部エリアで実証実験を開始。今後、サービス時間や提供エリアを拡大し、東京や沖縄から日本全国、世界へのサービス展開を計画している。
スマホで完結【ueenシェアカー】は、ueenデジタルキーを採用し、ueenアプリひとつで車両の予約から開錠、施錠まで完結。また、シェアカーの仕組みを応用したレンタカーの無人貸し出し化や、デジタルキーを活用したEVの充電器のチャージキー対応化を予定している。
【ueenシェアカー】は、昨年7月より京都市内2か所で実証実験を開始。今後ポート数を大幅に拡大し、地方自治体や企業施設、地域コミュニティへの導入を計画している。
コミュニティに最適化した移動モデルに
「ueen」は、様々なコミュニティに最適化された移動モデルを提供し、あらゆる地域や事業者、行政、地域コミュニティに新しい価値を生み出すとしている。
介護コミュニティモデルでは、今年1月より、京都市伏見区で4箇所の事業所が参加し、介護施設利用者の送迎サービスを開始。今後は介護コミュニティに限らず、交通維持に困っている地域へも取り組みを広げつつ、様々な移動サービスを組み合わせながら、地域コミュニティの移動を支えるモデル展開を予定。
過疎・離島コミュニティモデルとしても今年1月より、鹿児島県薩摩川内市の離島エリアにて、ホテル会社とEV車両の導入ならびにEV車両を活用したレンタカー事業を開始。今後、離島や過疎地域のコミュニティに向けて、ueenアプリを活用したライドやシェアカーサービスに加え、環境にやさしい観光と移動の新しいモデルを実現していく。
「ueen」が利用可能な地域に住んでいる人は、【ueenライド】などのサービスを利用してみては。
「ueen」公式サイト:https://ueen.jp
(さえきそうすけ)