【島根県松江市】主茶師十段と現役高校生が開発したノンカフェインの抹茶風パウダーが加島茶舗から登場

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島根県松江市西茶町の「加島茶舗」は、抹茶のような香りを持つ、ノンカフェインの抹茶風パウダー「まるで抹茶」30g缶入1566円/30g袋入1296円(どちらも税込)を、11月2日(日)より同社店舗およびオンラインストア(国内版・海外版 同時発売)にて販売を開始する。

カフェインを理由に抹茶を諦めない世界に

ノンカフェインの抹茶風パウダー「まるで抹茶」は、主茶師十段である加島茶舗6代目店主と現役高校生が開発した。

2024年8月、当時高校1年生の女子が「加島茶舗」を訪ねてきた。彼女は、カフェインが体に合わず、興味を持っていた茶道部への入部を諦めたことを契機に、「カフェインのない(少ない)抹茶」について研究をしており、加島茶舗が研究に協力することで商品の開発がスタートした。

「カフェインを理由に抹茶を諦めない世界にする」という目的のもと、子どもや妊娠中の人など、カフェインを理由に抹茶を避けているすべての人を対象にしている。具体例として、グローバルカフェブランドの全店舗のメニューに、デカフェ抹茶や「まるで抹茶」のような抹茶風ノンカフェインティーが採用されることや、世界中の菓子店でカフェインフリーの抹茶スイーツが販売されるなどの展開を目指している。

ノンカフェインの抹茶を体験できるイベント開催

デカフェ抹茶・抹茶風ノンカフェインティーの普及推進のため、10月27日(月)に、発案者の高校生も同席してレス発表会を行った。


また、11月2日(日)11:00~15:30(L.O.15:00)には、発売記念イベント「まるで抹茶会」を松江市殿町にある「カラコロ工房」1Fカフェテリア・3F茶室にて開催する。

当日は、1Fカフェテリアにて「まるで抹茶」の試飲販売会を行うほか、まるで抹茶を使ったラテやデカフェコーヒー、煎茶などを販売する「加島茶舗カフェ」や、人気焼き菓子店のひつじ製菓とCOCHICAによる「まるで抹茶」を使用した焼菓子を販売する。3F茶室では、子どもから大人まで楽しめるノンカフェインの「茶道体験」も行われる。自分で茶を点てて、彩雲堂のお菓子「そして、」とともに味わうことができる。

ノンカフェイン・低カフェインのお茶を世界中に

「まるで抹茶」を開発した、加島茶舗6代目店主の加島浩介さんは、2024年に中四国地方の茶業者として、初めて茶業界最高位の茶審査技術十段に認定された。しきたりに執着せず、常に新しいことにチャレンジし、茶業界を楽しくすることを目標に活動している。

加島氏は、「新登場の『まるで抹茶』は、松江の自由なお茶文化を現代の形で推進してきた私たちだからこそできたと思います。松江から生まれたこのお茶をきっかけに、世界中でノンカフェイン・低カフェインのお茶が普及していくことを心より願っております。」とコメント。

共同開発者の岩本実久さんは松江北高校2年生。2024年7月よりカフェインレス抹茶やノンカフェインの食材のパウダーを使用した抹茶の風味の再現の研究を行っていた。研究機関にて抹茶と異素材の成分比較の検査を行うなど研究を進め、さらに加島氏とともに30種類を超える食材の味・香りの官能検査を行い、商品の開発を行なった。

カフェインを理由に抹茶を諦めていた人は、ノンカフェインの抹茶風パウダー「まるで抹茶」を味わってみては。

■加島茶舗
住所:島根県松江市西茶町4
URL:https://kashimachaho.com/

■カラコロ工房
住所:島根県松江市殿町43

(山本えり)

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