
外観パース
不動産開発のデジタルインフラ事業を手掛けるトグルホールディングスのグループ会社フジケンは、変形敷地を活用した職住一体型の賃貸住宅シリーズ「ROOOJI(ろーじ)」をリリース。
第1弾の「ROOOJI大森中」の完成内覧会を、3月8日(土)10:00〜17:00に予約制で開催する。参加方法など詳細については下記インスタグラムで確認を。
多様なライフスタイルに応えた賃貸住宅
「ROOOJI」のコンセプトは、やってみたいを実現する、路地から始める「商い」や「創作」のある暮らし。変形敷地や路地空間の魅力を活かした賃貸住宅で、住まいの一部を小さなショップ・アトリエ・スモールオフィスとして活用可能な空間を持つ。
多様化するライフスタイルに応えた、フジケンの新たな賃貸住宅シリーズだ。
一般的には活用が難しいとされる、旗竿地などの変形敷地の「奥行き」や「隙間」などの空間的特徴を活かしながら、路地を含めた周辺の地域と緩やかにつながった住まいを実現していく。
また、住まいの一部をショップ・アトリエ・オフィスなど、まちに対して少しだけひらいた場としての活用に適したプランニング(間取り)が特徴だ。地域の中に小さな生業が垣間見える風景をつくっていくことで、地域の価値や文化を醸成するきっかけとなることを目指す。
「ROOOJI大森中」について
シリーズ第1弾となる「ROOOJI大森中」は、大田区大森中の路地裏にある、旗竿状のL字型敷地の活用プロジェクト。木造3階建、長屋形式の全5住戸からなる賃貸住宅だ。

チューブを店舗やSOHOにした配置例
路地と建物をつなぐ、シンボリックな屋外階段から直接アクセスする、「チューブ」と呼ばれるショップ・アトリエ・オフィス利用を想定したスペースと、奥にあるプライベートな空間である住居スペースで構成されている。

チューブを店舗やSOHOにした配置例
2つの空間が明快に分かれていることで、ON・OFFの切り替えがしやすく、職住一体の暮らしを無理なく始めることができる。
カスタマイズ可能な「チューブ」
「チューブ」は入居者がカスタマイズ・内装改変が可能な空間。床や壁の仕上げなど、改変可能な範囲を限定することで、貸主としても安心してカスタマイズを推奨できるようになっている。
また、トイレが「チューブ」側から直接使えるなど、職住一体型の暮らしをしやすくするための工夫が凝らされている。

内観イメージパース
「ROOOJI大森中」が位置する東京都大田区の大森・蒲田エリアは、町工場と商店街が混在したユニークなエリアだ。
建物の外観は、そうしたまちの風景をサンプリングしたような、工場や路地裏の住宅が持つ特徴的なエレメントを想起させるデザインになっている。また、物件の顔となるサイン(館銘板)のデザインは地域のクリエイターと行っているとも。
建築設計およびクリエイティブディレクションは、全国の不動産会社と場所づくり、空き家再生、まちづくりを行ってきたCHAr一級建築士事務所と、多様な建築家やアーティストとコラボレーション実績があるGANEMARの若手チームが担っている。
この機会に、職住一体型の賃貸住宅シリーズ「ROOOJI大森中」の完成内覧会に足を運んでみては。
■ROOOJI大森中
住所:東京都大田区大森中3-2-2(京急線梅屋敷駅徒歩4分)
面積:17.57㎡~59.56㎡
賃料:60,000円~208,000円
竣工年:2025年2月
インスタグラム:https://www.instagram.com/roooji_omorinaka
入居者募集ページ:https://www.roooji-omorinaka.com
(さえきそうすけ)