門真市民団体の「ゆめ伴(とも)プロジェクトin 門真実行委員会」が、2025年日本国際博覧会協会との共催で、認知症の人や高齢者などが折った約5万羽の折り鶴を、大阪・関西万博会場の南東に位置する来場者休憩所の壁面に連ねて装飾。
認知症になっても社会とつながり、役割をもつことで生まれる一人ひとりの「いのちの輝き」を、多様な来場者が折り鶴を通じて体感し、万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」への理解と共感を深める機会の創出を図る。
「いのち輝く折り鶴100万羽プロジェクト」について
門真市が「TEAM EXPO2025」の共創パートナーとして支援する、「認知症になっても輝けるまち」をめざす市民団体「ゆめ伴(とも)プロジェクトin門真実行委員会」。同委員会が取り組んでいる「いのち輝く折り鶴100万羽プロジェクト」は、認知症の人が折り鶴づくりの担い手の主役となり、企業や地域の人々と共に取り組むことで社会とのつながりを創出し、万博会場や大阪府内各地に100万羽の折り鶴を飾って、世界からの来場者を迎えしよう企画されたものだ。
令和5年秋には市内商業施設内に「いのち輝く折り鶴JAPANパビリオン」が開設され、令和6年4月には、大阪・関西万博1年前イベントとして、大阪モノレールとの共創により、列車内に折り鶴を飾った「いのち輝く折り鶴列車」が運行された。
約5万羽の折り鶴が万博来場者休憩所でお出迎え
そして、大阪・関西万博会場の南東に位置する来場者休憩所の壁面には、認知症の人や高齢者などが折った約5万羽の折り鶴を展示し、来場者をお出迎え。展示デザインは「いのち輝く折り鶴」だ。
折り鶴の展示期間は、大阪・関西万博の開幕日・4月13日(日)～閉幕日・10月13日(月)。門真市は今後も、大阪・関西万博開催に向けて多様な共創チャレンジの創出・支援に取り組んでいくとしている。
大阪・関西万博に訪れた人は、折り鶴を通じて「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現した来場者休憩所にも足を運んでみては。
■来場者休憩所の折り鶴装飾
展示期間：4月13日(日)～10月13日(月)
展示場所：大阪・関西万博会場の南東に位置する来場者休憩所
展示デザイン：いのち輝く折り鶴
TEAM EXPO2025「いのち輝く折り鶴100万羽プロジェクト」：https://team.expo2025.or.jp/ja/challenge/121
門真市HP：https://www.city.kadoma.osaka.jp/index.html
(佐藤ゆり)
