【北海道旧恵山町(函館市)】亀田半島の南東端、恵山とともにある暮らし

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北海道旧恵山町(函館市)

日本中では目まぐるしく、日々いろんなイベントがひらかれている。「そんな日本には、どのような土地があるのだろう」と、写真家として活動している私(仁科勝介)は、“平成の大合併”時に残っていた、旧市町村をすべて巡る旅に出た。その数は2000を超える。

今回、地域や自治体、企業の取り組み、新商品などの情報を発信するニュースサイト「ストレートプレス」で、それらを紹介する機会をいただいたので、写真を添えて連載をスタートした。

「ストレートプレス」内に登場するローカルな市町村と、関係があるかもしれない。

今回は、北海道旧恵山町(函館市)を写真とともに紹介する。

Vol.415/北海道旧恵山町(函館市)

次にやって来たのは旧恵山町だ。函館市からずーっと海沿いに東へ進んできた。そして、旧恵山町は名前の通り、恵山がシンボルマーク。恵山と検索すると山の写真も出てくるけれど、緑の木々に包まれた周囲から浮かび上がるように、岩肌が露出している。

向かっている道中、明らかに存在感を放った山が目に入った。「どう見ても、あれが恵山だ!」と。標高は618mで、今も活火山である。時間があったら恵山を登ることもできたかもしれないけれど、登山の装備ではないのでやめた。登山は山の準備をして、しっかり気合い入れて登らなきゃね。

旧恵山町へ。中央に恵山だ。

道の駅の眺めも良かった

海と広場と

恵山支所庁舎

ゆったりした日常だ

途中は「道の駅 なとわ・えさん」に立ち寄ってみる。目の前には海が広がっていてとても清々しい。芝の広場もあって、そこでのんびりするのもいいし、砂浜も近い。海岸線からは恵山もはっきりと見えて、ああ、ここまできたのだなあと感じられる。そして、市街地はひっそりとした集落だった。同じ函館市ではあるものの、函館市街地からは40kmほど離れている。亀田半島のさりげない大きさにも驚かされる。なかなか、目的やご縁がないと、訪れることができないよなあと思う。もちろん、地元の方々からすれば目の前にあるのはあたりまえの風景であり、日常だ。だからこそ、日本の広さをしみじみと感じるのであった。

(仁科勝介)

写真家プロフィール

仁科勝介(Katsusuke Nishina にしなかつすけ)/かつお
写真家として活動。1996年、岡山県倉敷市生まれ。広島大学在学中に、日本の全1741の市町村を巡る。
『ふるさとの手帖』(KADOKAWA)、『環遊日本摩托車日記(翻訳|邱香凝氏)』(日出出版)をはじめ、2022年には『どこで暮らしても』(自費出版)を刊行。
旧市町村一周の旅『ふるさとの手帖』:https://katsuo247.jp
仁科勝介公式Twitter:https://twitter.com/katsuo247
仁科勝介公式Instagram:https://www.instagram.com/katsuo247

  

  

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