静岡県掛川市にある体験学習農園「キウイフルーツカントリーJapan(以下、キウイフルーツカントリー)」では、体験型謎解き商品「キウイ農園謎めぐりイマーシブ・フォレスト」を、3月22日(土)に発売する。
同商品を企画したのは、東京の大学生チーム「topun」だ。
農園内にストーリー仕立ての謎が点在

実験的に体験した家族の様子
「キウイ農園謎めぐりイマーシブ・フォレスト」は、キウイフルーツカントリーをただ訪れるだけではなく、農園の隅々まで探索しながら楽しめる仕掛けが満載。

実験的に体験した家族の様子
目の前に広がる美しい景色、キウイの魅力、動植物たち、そして自然豊かな森――そんな魅力を最大限に感じてもらうために、ストーリー仕立ての謎が農園内に散りばめられている。
美味しいキウイを味わいながら、緑豊かな大自然の中で繰り広げられる新たな発見と挑戦の旅に出かけよう。
開発の経緯と目的

「topun」メンバーは東京都内に住む別々の大学に通う3名
同商品を企画した「topun」は、「せっかく来たのに、掛川市や農園の魅力に気づかないなんて勿体ない!」という思いから、来園者が自然の美しさや農園の奥深さに気づき、より没入できる体験を目指してこの企画を考案した。
その目的は、キウイフルーツカントリーを通じて農業の魅力をより多くの人に知ってもらい、訪れるきっかけを作ること。特に、謎解きの仕掛けには「周囲をよく観察する工夫」が施されており、普段は何気なく通り過ぎてしまう景色にも目を向けてもらえるようになっている。

農家と完成を祝うtopunのメンバー
「topun」は、可能な限り対象の場所の魅力を理解し、発掘するため、同商品の制作に1年をかけた。3回以上東京都から掛川市に足を運び、住み込みで、魅力ある商品を構築したという。
大学生が仕掛ける「地域活性化」への挑戦
近年、日本の農村部では人口減少や高齢化による労働力不足、耕作放棄地の増加が深刻な課題となっている。しかし、こうした地域資源を活かした「体験型観光」を通じて、新たな価値を生み出すことも可能だろう。
今回の試みは、地域と農業の魅力を発信する機会にもなる。実際に農園を訪れることで、都市部の若者が自然や農業に関心を持ち、将来的には農業の活性化につながる可能性も生まれるかもしれない。
また、これらの機会を通じて新たな雇用の創出や地域コミュニティの活性化にも寄与することが期待されている。
このように、「キウイ農園謎めぐりイマーシブ・フォレスト」は、単なる謎解き商品にとどまらず、過疎地域の活性化や農業の持続可能性に貢献する新しいモデルとしての可能性も秘めている。
「topun」は、このような地域の新しい魅力を再発見する機会をこれからどんどん作っていきたい!と楽しそうに語った。
大自然の中で農業や地域の魅力を発見できる「キウイ農園謎めぐりイマーシブ・フォレスト」に挑戦してみては。
■キウイフルーツカントリーJapan
住所: 静岡県掛川市上内田2040
URL:https://kiwicountry.jp
(Higuchi)
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