【島根県江津市】多世代が集う商業施設「なぎの木テラス 」オープン!石見エリアのハブ拠点を目指して

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浅利観光は、島根県西部・石見エリアに位置する江津市に、エリアの新たなランドマークとして地域産業の推進や観光拠点となる商業施設「なぎの木テラス」を、3月20日(木)にオープンする。

江津市の豊かな自然と文化を、未来へ繋げる拠点


「なぎの木テラス」は、浅利観光が2008年にオープンした土産物販売・レストラン・ガソリンスタンド・コンビニエンスストアなどの商業施設「神楽の里 舞乃市」と、2020年にオープンした「石見神楽劇場 舞乃座」の施設を大規模改修し、新たな施設としてリニューアルオープンする。

この事業は、総務省が地域密着型の起業や新規事業を支援する「ローカル10000プロジェクト」の採択事業として、浅利観光と江津市が共同で進める事業。

島根県内でも人口が少ない市である江津市においては、昭和20年をピークに人口が減少、高齢化と若年層世代の地域外流出が地域課題となっているという。

同社と江津市は、3月の山陰道出雲多岐区間開通に伴い、国道9号線沿いに立地する旧「神楽の里 舞乃市」の改修を行い、従来型のドライブインの機能のみにとどまらない地域交流の起点として、新たな人流の創出を目指しプロジェクトを開始することになった。

江津市の自然豊かな風土や歴史を大切にしつつ、地域の産業を推進し、未来を背負う若者たちの新しいライフスタイルや文化を発信する商業施設としてオープンする「なぎの木テラス」は、地域住民だけでなく、観光客や新しい住民を呼び込む魅力的なハブ拠点を目指している。

コンセプトについて

同施設のコンセプトは、「『100年いわみ』~いわみのよいもの・笑顔が子供たち孫達の世代に続く~』」。

石見地域には、まだ知られていない食材・文化・自然・体験があるという。コンセプトには、石見・江津に本社を置く浅利観光にとって、石見の人々が心から自慢したいものを、100年先にも続くよう持続可能な発展に寄与する責任を担い、石見に暮らす人々とともに、未来の石見をつくりあげる拠点でありたいという想いが込められている。

名前の由来

「なぎの木テラス」の名前は、江津の歴史とともに歩んだ「ナギの木」にちなんで名づけられた。江津の古社・多鳩神社にあるご神木「ナギの木」には、「穏やか・平安」「海での航海の安全」に加えて、横に引っ張っても切れないその葉から「人と人との縁が切れない」縁結びのご利益があるとされ、祈念されてきた。

石見の食を味わい、人と出逢い、子供達が走り笑い賑わう。地元の人も旅人も行き交う人たちが集まり、新しい何かに出逢える場所に育てていきたい――。そのような思いで「なぎの木テラス」と名付けられた。

マーケットや食堂、カフェがオープン


施設内にオープンする「なぎの木マーケット」は、スタッフが厳選セレクトした石見エリアの土産物・クラフト品等を集めたマーケット。地元企業のPRスペースも計画しているという。ベーカリーでは焼きたてのパンが味わえる。


「なぎの木キッチン」は、地産地消がコンセプトのレストラン。新鮮な地元の野菜を提供する「サラダバー」や、江津市と同社が共同でプロデュースした「まる姫ポーク」を中心としたメニューが提供される予定だ。


また、「なぎの木カフェ」では、石見の食材「桑茶」や「いちご」をつかったオリジナルスイーツや、焼き立てパンと「まる姫ポーク」を使ったカツサンド等の軽食が提供される予定。

さらに、「なぎの木カフェ」と「なぎの木キッチン」の一角には、コワーキングスペースとして利用できる電源完備の席を設置し、地元企業や、都心部からのワーケーション客の利用による関係人口増加を目指している。

テラスエリア


施設を出ると、回廊エリアから芝生広場へとつながるテラスエリアがあり、テイクアウトグルメを楽しむことができる。芝生エリアには、施設名でもある「なぎの木」が植樹される予定だ。さらに、テラスエリアを中心に、キッチンカーやマルシェイベント等が季節に応じて展開される予定となっている。

今後のスケジュールについて

3月20日(木)のグランドオープンでは先着で記念品を配布、3月22日(土)・23日(日)には、オープン記念イベントとして特別抽選会を実施、4月26日(土)には、なぎの木の植樹イベントが開催される予定だ。

石見エリアの新たなランドマーク「なぎの木テラス」に足を運んでみては。

■なぎの木テラス ~NAGINOKI TERRACE~
住所:島根県江津市後地町3348-113
営業時間:8:00~18:00(レストラン:11:00~21:00)
URL:https://naginoki-terrace.jp

(yukari)

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