北海道庁では、3月14日(金)より、公式サイトに特設ページ「知って応援!北海道」を公開し、道産ブランド海産物のPRを実施している。また、水産加工品に関するオンラインショップを展開している全道の漁協一覧も掲載することで、漁業関係者の取り組みをサポート。今後も北海道が日本、世界に誇れる道産ブランド海産物を発信していく。
鮭・ホタテ・真牡蠣を紹介
特設ページ「知って応援!北海道」のローンチ時に紹介しているのは、全国で一番の水揚げ量を誇る「鮭」、世界中で高い人気を誇る「ホタテ」、そして別名“海のミルク”と呼ばれるほどの濃厚な味わいが特徴的な「真牡蠣」の3種。
今回は「鮭」「ホタテ」の魅力を紹介しよう。
道産サケの中でも特に高品質な「ブランド鮭」
気候変動や海洋環境の変化をはじめとした地球規模での環境変化を背景に、近年、サケの来遊不振が続いているなか、人工ふ化や稚魚の飼育環境向上など漁業関係者の努力により、北海道のサケは全国で一番の水揚げを誇っている。
そんな道産サケの中でも、宗谷漁業協同組合のブランド鮭「宗生(そうき)」は、日本最北端の宗谷岬沖で水揚げされる秋鮭から漁師が厳選したもの。「宗生」は、ストレスがなくなるよう水槽で泳がせリラックスさせることで筋肉疲労を取り除き、身を休ませた状態で放血及び神経抜きの「活けジメ」が行われる。これにより、生鮭の旨味を長く保つことが可能となり、肉質にしっとりとした透明感が戻り、また生臭みや赤点がなくなるという。
また、銀聖プロジェクト委員会の「銀聖(ぎんせい)」は、限られた業者のみが販売可能な、厳しい基準を通過したブランド鮭だ。日高沖で漁獲された銀毛鮭のうち、鮮度保持の厳守、加工前が3.5kg以上、見た目の美しさなど、指定業者による厳しい選別をくぐり抜けた鮭のみが初めて「銀聖」と名付けられる。鮭本来の味が濃く、上品な脂はしっとりとした口どけだそう。
羅臼漁業協同組合のブランド鮭「羅皇(らおう)」は、鮭の中でも最上級ランクの「銀毛鮭のオス」から羅臼の漁師がさらに厳選したもの。身が引き締まり、脂が乗った味わいが特徴だ。毎年9月上旬から限られた期間にだけ漁獲される、1尾4.0kg~5.9kgの「銀毛鮭のオス」となっている。
豊かな自然環境と養殖技術で育てられた道産ホタテ
長万部漁業協同組合のブランドホタテ「湾宝(わんぽう)」は、栄養たっぷりな海で「耳吊り」されて育つ、天然素材の養殖ホタテ。「耳吊り」とは、ホタテ貝の一部に穴を開け、テグスなどを通し、長いロープにホタテを一つ一つぶら下げ、カーテンのような形で海の中に垂らすホタテの養殖方法のひとつ。あえて過酷な環境で育てることにより、身が厚く甘みの強いホタテに育つという。
枝幸漁業協同組合&枝幸水産加工協のブランドホタテ「枝幸(えさし)ほたて」は、1年毎に漁場を変え、4年間かけて育てられる。流氷が去った海明けの時期に、稚貝を撒くための漁場内のヒトデ等外敵の駆除と海底の造成を行い、住みやすい環境を作ることで、より良い成長を促している。枝幸の漁場は、他の地区と比較して底質が細砂・砂泥質。砂場が柔らかい分、貝殻を硬くする必要がないため、貝殻は薄く、その分貝柱に栄養が蓄えられるそう。
野付漁業協同組合の外海天然 特大活帆立「潤帆(じゅんほ)」は、栄養たっぷりの海が育むジャンボホタテ。プランクトンを豊富に含む海流が流れ込む海域の特性から、大型、肉厚で非常に甘みのある貝が生産される。外海天然漁場で水揚げされた殻長16cm以上の大型ホタテガイを厳選し、今年1月より出荷が開始された。
道産ブランド海産物の魅力がわかる「知って応援!北海道」をチェックしてみては。
道産水産物特設ページ 知って応援!北海道:https://www.pref.hokkaido.lg.jp/sr/gid/213316.html
(yukari)
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