「今金町」と「せたな町」が共同開発した特産品ブランド「半島食堂『十八番(おはこ)』」が、4月1日(火)に発売される。
両町の特産品を掛け合わせた新たな美食ブランドが誕生し、地域活性化の一環として期待が寄せられている。
約8割を森林が占める自然豊かな地
「今金町」は、北海道の南西部・渡島半島の内陸に位置し、町の総面積の約8割を森林が占めている自然豊かなまち。農業が盛んで、野菜や米、豆類など多彩な作物が生産されている。
全国区の知名度を誇りGI登録品の「今金男しゃく」を筆頭に、清流日本一に幾度も選出されている後志利別川の恵みのもと、こだわりから生まれる高品質な「今金米」や「アスパラ」など、生産者が丹精を込めて育てた「今金ブランド」の農畜産物は、市場から高い信頼を得ている。
環境と調和した農業
「せたな町」は、北海道の南西部・渡島半島の日本海に面する町で、漁業はもちろん、稲作、畑作、酪農、畜産など多様な農業が営まれている。
環境と調和した農業も盛んで、清流日本一に幾度も選出されている後志利別川の流域では、安心・安全をモットーに米づくりを行っている。
特産品も多彩で、中でもSPF認定農場で、飼料の一部にお米を加えて肥育されたブランド豚肉「若松ポークマン」は、道内外で高い評価を得ている。
記者発表が開催
海・川・山に恵まれた自然豊かな地域である渡島半島にある隣接する2つのまちが、特産品を組み合わせて生み出したのが「半島食堂『十八番(おはこ)』」シリーズだ。商品を通じ、2町エリアの魅力発信により地域が活性化することが目的となる。
今春「半島食堂『十八番(おはこ)』」シリーズ4商品の発売に向けて、2月25日(火)に北海道庁の官民交流サロン「CONNECT(こねくと)」で記者発表が行われた。
記者発表には2町の町長が出席し「渡島半島は一次産業が盛んな食材の宝庫。地域で最も優れた産品を使いました」(高橋貞光氏・せたな町長)、「地域産品には美味しいものがたくさんある、ということを都市部の皆さんにも発信したい」(中島光弘氏・今金町長)と語った。
また、このプロジェクトに参加した檜山北高校を代表して生徒3名も出席。農業の課題研究として開発したレシピの中から「冷麺」を紹介し「米麺の食感や味を感じられて美味しいレシピができました」と話していた。
こだわりの食材を使用した4商品
「半島食堂『十八番(おはこ)』」シリーズには、現在のところ、4つのラインナップが揃う。
1つめは、温暖な道南の気候で育ったお米を100%使用した「せたな産米 米麺(白米麺)」。コシが強く、もちもちとした食感と米の甘みが特徴で、毎日食べても飽きない美味しさ。
2つめは、今金町の清流のもとで育ったお米の玄米粉を贅沢に使用した「今金産米 米麺(玄米麺)」。お米特有のもちもちした食感と、焙煎玄米の香ばしい風味が食欲をそそる。健康志向の人にもおすすめの一品。
3つめは、せたな町のブランドSPF豚「若松ポークマン」と、ジューシーで酸味のバランスのよい今金町産のミニトマト「SC6-008」を使用した「ポークとトマトのボロネーゼ」。豚肉のうま味と、味の濃いミニトマトの酸味が絡み合うパスタソースだ。
4つめの「ポークと軟白長ネギのラー油」は、今金町の特産「軟白長ネギ」とせたな町産のブランドSPF豚肉「若松ポークマン」をたっぷり使った、麺にもご飯にも合う万能調味料の食べるラー油。軟白長ネギの甘みと豚肉のうま味がやみつきになる味わい麺やご飯にぴったりの味わい。
購入は地元店舗やふるさと納税でも可能
「半島食堂 『十八番(おはこ)』」シリーズは、4月1日(火)発売開始予定。今金町・せたな町の道の駅やホテル、Aコープなどの店舗で購入できるほか、ふるさと納税の返礼品としても取り扱い予定。また、札幌の「ライスヌードル コメン」やオフィスキューのオンラインショップ「CUEPRO」でも販売される。
地域の特色を活かした特産品ブランド。北海道の恵みを堪能できるこの新たなシリーズに、これからも注目したい。
「半島食堂『十八番(おはこ)』」特設ページ:https://ohako-hanto.com
(鈴木 京)
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