広島県福山市鞆の浦の重要伝統的建造物群保存地区に、3月21日(金)、築120年の古民家をリノベーションした「Cafe & Dining Bar T8 TOMONOURA」が誕生した。「古き良き空間に新しい人が集う場所」をコンセプトとした和モダンな空間で、ランチ、夕食、2軒目使いなど、さまざまなシーンで利用できる。また、「地産地消」をテーマに地元の名産品を活かした料理にも注目だ。
インバウンドに強い創業46年の旅行会社がプロデュース
この度、鞆の浦に「Cafe & Dining Bar T8 TOMONOURA」をオープンするのは、創業46年の旅行会社ティ・エ・エス。長くインバウンドを中心とした旅行手配業を続ける中で、日本各地を巡る度「まだあまり知られていない魅力的な地域が多くある」と強く実感してきたのだという。地域の素晴らしさをより多くの人に知らせ、観光や文化交流を通じて地方を盛り上げたい。そうした想いから、今回、「Cafe & Dining Bar T8 TOMONOURA」をオープンすることとなったのだそう。
近年、主要都市への観光客集中によるオーバーツーリズムが社会課題となっている。その一方で、人混みを避けながら、地元の文化や自然をじっくり体感したいというニーズも高まっているそうだ。
そうしたなか、ティ・エ・エスが注目したのが、瀬戸内海に面する港町である鞆の浦地区。古来より受け継がれてきた歴史や伝統的な街並みが息づく一方、まだ十分に知られていない魅力が数多く残されているという。ティ・エ・エスは、「地域のポテンシャルを引き出して国内外に発信し、旅先での新しい発見や地域との交流から生まれる価値を創出していきたい」と意気込みを語る。また、地域の方々と気軽に集い交流できるコミュニティスペースを目指し、地方創生の一助となることも目的としているという。
地元食材を生かした創作メニューに注目
料理は、地産地消をテーマに、新鮮で美味しい地元食材を使用したものが提供される。瀬戸内レモンピザや、広島産牡蠣の海鮮ペペロンチーノ、保命酒4種飲み比べセットなど、広島の「食」の魅力が存分に体験できる内容だ。
築120年の歴史を受け継ぐ和モダンインテリア
また建物は、築120年の歴史ある建造物を生かし、地元設計会社とのコラボでデザインされた。落ち着きと新しさを兼ね備えた、心地の良い空間だ。
Free Wi-Fiや貸出コンセントを完備しているため、ワーケーションやバー使いなど、さまざまな利用が期待できそうだ。この春、鞆の浦に誕生する新名所に出かけてみては。
■Cafe & Dining Bar T8 TOMONOURA
住所:広島県福山市鞆町鞆435-5
営業時間:11:00~22:00(土曜、日曜は~23:00)
定休日:火曜
公式インスタグラム:https://www.instagram.com/tomonoura.t8
(熊田明日良)
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