【北海道札幌市】7施設の病児保育室で、病児保育予約サービス「あずかるこちゃん」を導入

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グッドバトンは、北海道札幌市から委託を受ける7施設すべての病児保育室で、4月1日(火)より、病児保育予約サービス「あずかるこちゃん」を活用した予約受付を開始する。

「あずかるこちゃん」について


「あずかるこちゃん」は、保護者と病児保育室をつなぐ予約サービス。保護者はいつでも簡単にLINEやウェブから病児保育室を検索、予約申込が可能。アプリのようにダウンロードする必要はなく、ブラウザーから利用できる。


保護者にとって使いやすいだけでなく、施設のスタッフも煩雑な事務作業から解放され、保育に集中できるように。また、導入自治体は、地域にある委託先の病児保育室の情報を一元管理できるようになる。

なお、「あずかるこちゃん」は無料で利用できるが、病児保育は各自治体または病児保育室が定めた料金がかかる。

札幌市の「あずかるこちゃん」導入の背景

札幌市の病児・病後児保育サービスは、働く保護者から高いニーズがあるのに対して、利用しにくいサービスであることが長年の課題だったという。

その一因として、保護者は施設に対して毎年事前登録書を郵送し、利用する際には8:00から18:00の間に電話で空き状況を問い合わせる必要があるなど、利用手続きが煩雑で使いづらい仕組みがあった。

また、施設も紙と電話での受付と児童の保育に多忙を極め、当日キャンセルによる空きを有効活用できず、結果として利用したい子どもを受け入れるための効率が悪くなってしまっていたそう。

今回の「あずかるこちゃん」導入の決め手について、札幌市より、「保護者と施設が抱える課題を解決できる非常に使いやすいサービスであり、他都市での豊富な導入事例や課題解決の実績があること」との声があったという。

札幌市では、「あずかるこちゃん」の導入によって、市内の全7か所の病児・病後児保育室において、スマホから空き状況の確認と予約申込の受付が可能となる。これにより、病児保育の利用ハードルが下がり、保護者にとっても、施設や自治体にとってもより使いやすくなることから、利用児童数もさらに増えていくことが期待されている。

札幌市・秋元克広市長のコメント


札幌市の秋元克広市長は、以下のようにコメントしている。

「病児保育は、働く保護者にとって必要不可欠なサービスです。札幌市は、働きながら子育てをしている家庭が安心して利用できるよう、これまでも施設の拡充に努めてまいりました。

この度の病児保育予約サービスあずかるこちゃんの導入により、施設と保護者が抱えていた病児保育の利用しにくさが解決され、困った時の身近な選択肢として、市民のみなさまに気軽に活用いただけることを期待しています。」

病児保育の現状

グッドバトンが、2018年に全国の子どもを持つ就労女性300人にアンケートを行ったところ、「病児保育の利用経験がない」と答えた人は88%にのぼったそう。さらに病児保育を利用したことがない人に、病児保育について知っているか聞くと、75%が「知らない」もしくは「名前しか知らない」と回答。また、アンケート結果から、手続きの煩雑さが利用を遠ざけているということも分かったという。

グッドバトンでは、病児保育を必要とする保護者と空きがある病児保育室が、時間の縛りなくつながることが病児保育事業をよりよくしていけるという考えのもと、病児保育利用のハードルを下げ、より使いやすくなるようサポートしている。


札幌市で新たに導入される、病児保育予約サービス「あずかるこちゃん」を活用してみては。

あずかるこちゃん URL:https://azkl.jp

(yukari)

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