【北海道旧洞爺村(洞爺湖町)】サイロ展望台や、洞爺湖の北に佇む暮らしへ

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北海道旧洞爺村(洞爺湖町)

日本中では目まぐるしく、日々いろんなイベントがひらかれている。「そんな日本には、どのような土地があるのだろう」と、写真家として活動している私(仁科勝介)は、“平成の大合併”時に残っていた、旧市町村をすべて巡る旅に出た。その数は2000を超える。

今回、地域や自治体、企業の取り組み、新商品などの情報を発信するニュースサイト「ストレートプレス」で、それらを紹介する機会をいただいたので、写真を添えて連載をスタートした。

「ストレートプレス」内に登場するローカルな市町村と、関係があるかもしれない。

今回は、北海道旧洞爺村(洞爺湖町)を写真とともに紹介する。

Vol.429/北海道旧洞爺村(洞爺湖町)

今まで洞爺湖という名前を聞いたら、長いトンネルを抜けてまもなく、湖の南側の観光地になっているエリアを想像していた。しかし、旧洞爺村は湖の北西から北東にかけて広がっている。洞爺総合支所が位置する場所も、洞爺湖のほぼ真北なのだ。

昨日は有名なサイロ展望台を訪れて(ギリギリ旧洞爺村に位置する)、今日は洞爺総合支所の周辺を散策した。丸い洞爺湖も、時計の針でいうところの何時の場所にいるかによって、見えてくる姿が少しずつ違う。洞爺市街地は11時の針の辺り、今朝はうっすらと雲が広がっている中、やわらかい光が注がれて、小さな丘が湖面に写っていたのだった。

前日、サイロ展望台へ

これ以上なく、見事な風景だった

翌朝、洞爺市街地へ。洞爺湖の北に位置する

洞爺総合支所

ここにも、暮らしがあるのだなあ

北海道らしい雰囲気だ

やはり、サイロ展望台は有名な観光地として知られていて、観光バスも多く停まっていた。青空の広がる日だったので、展望台から眺める洞爺湖は見事で、自然の姿にそのまま吸い込まれるようであった。

時折見える湖の風景を眺めつつ、洞爺総合支所の周辺まで移動すると、観光地ではなく、地元の方々のひっそりとした暮らしが広がっていた。洞爺湖もすぐ近くにあるものの、どちらかというと湖の様子よりも生活の雰囲気が溢れている。自分が知らないだけで、いろんな暮らしがあるのだなあと、強く感じたのだった。

(仁科勝介)

写真家プロフィール

仁科勝介(Katsusuke Nishina にしなかつすけ)/かつお
写真家として活動。1996年、岡山県倉敷市生まれ。広島大学在学中に、日本の全1741の市町村を巡る。
『ふるさとの手帖』(KADOKAWA)、『環遊日本摩托車日記(翻訳|邱香凝氏)』(日出出版)をはじめ、2022年には『どこで暮らしても』(自費出版)を刊行。
旧市町村一周の旅『ふるさとの手帖』:https://katsuo247.jp
仁科勝介公式X:https://twitter.com/katsuo247
仁科勝介公式Instagram:https://www.instagram.com/katsuo247

  

  

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