長野県諏訪市に本社を構えるReBuilding Center JAPAN(以下、リビセン)は、捨てられるはずだった古材でつくられたプロダクト「notonly(ノタンリー)」をリリース。
第1弾として、スタッキングスツール、フレーム、トレイの3製品を、4月16日(水)〜21日(月)に松屋銀座8階「暮らしの商店街」にて販売中だ。
今後は、全国の小売店に向けた展示会への出店を予定している。
古材の新たな楽しみ方を提案する「notonly」
「notonly」は、古材ならではの経年変化を感じる趣のある表情が古材の価値とされてきたなかで、その表面をそぎ落とした中にある無垢な表情と出会えることを、古材のもうひとつの楽しみ方として広めたいという経緯から生まれた。
同ブランドでは、解体される家屋から引き取ってきた木材を使い、暮らしの一部になってくれるようなプロダクトを製作。古材面をたのしむプロダクトとは違い、古材のアイデンティティであった「経年変化を感じる趣のある表情」を削ることで、空間にも肌にも馴染みのいいプロダクトを展開する。
同ブランドは、捨てられるはずだったものから生み出すことで健やかな未来へ繋がる、家主さんの思いを引き継げる、それらだけではない“not only”な存在を目指す。
第1弾はスツール、トレイ、フレーム
そんな「notonly」より、第1弾としてスツール、トレイ、フレームが登場。100%リサイクル素材のボックスもあるので、ギフトにもおすすめだ。
「Stacking Stool」39,900円(税込)は、スタッキングによって螺旋状に連なったときに生まれる、樹種の違いによるグラデーションが美しいスツール。3本脚なので軽くてコンパクト、庭などでも安定しやすい作りになっている。
座面と脚をつなぐパーツには目のつまった硬い木材を使用。強度を高めるとともに、カラーアクセントにもなっている。
「tray」は、厚みのある板から削り出してつくられているため強度が高く、つながる木目が美しい。縁が少し厚みのある立ち上がりになっているため、お盆として使用した時に重さがかかっても手をかけやすく配膳しやすくなっている。
「tray」は、「round」14,900円(税込)と「oval」17,900(税込)の2タイプを用意。お盆やお敷として、様々なシチュエーションで使える。
「frame」は、建具や窓におさめられていたガラスを使用して作られた。2枚のガラスの間に、写真や絵はもちろん、子どもが描いた絵、摘んだ植物などを挟みこんで飾ることができる。曲線の物も静かな木目と透明感から生まれる包容力で受け止めてくれる。
「frame」は、「square」17,900円(税込)と「rectangle」19,900円(税込)の2タイプを用意した。
地域資源のリユースカンパニー・リビセン
リビセンは、空き家と古材で暮らしを豊かにする、地域資源のリユースカンパニー。ポートランドにある「ReBuilding Center」に感銘をうけ、2016年にオープンした。スローガンは“ReBuild New Culture”だ。
空き家から古材や古道具をレスキュー(買取)し、カフェを併設した1000平米の店舗にて販売するほか、家具やプロダクトの製作、店舗のデザイン、エリアリノベーションなど手がけている。
年間700件以上のレスキューを行い、2025年現在レスキュー件数は3500件を超え、地域資源を次の使い手に繋げるために日々活動中だ。
また、全国のレスキュー総量を上げるため、リビセンが8年間培ってきたノウハウをオープンソース化し、「リビセンみたいなおみせやるぞスクール」を開催。真似しやすい環境整備をすることで、全国のレスキュー総量が増えるような仕組みづくりも行なっている。
新たに使う人の生活に溶け込み、また長い年月を一緒に過ごすことができるプロダクト「notonly」をチェックしてみては。
■松屋銀座 開店100周年記念 第6回 銀座・暮らしの商店街
開催地:松屋銀座/東京都中央区銀座3-6-1
開催日:4月16日(水)~21日(月)
「notonly」Instagram:https://www.instagram.com/notonly_rcj
■ReBuilding Center JAPAN
HP:https://rebuildingcenter.jp
Instagram:https://www.instagram.com/rebuildingcenterjp
(Higuchi)
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