フレームは、島根県安来市広瀬町にて、築約155年の料亭宿を再興した体験型宿泊施設「YASUYA」を、3月29日(土)にオープンした。
広瀬町の再生を目指す体験型宿泊施設
「YASUYA」は、泊まれるアナログ写真館として、広瀬町の再生を目指している体験型宿泊施設。
宿泊棟玄関は昔の趣を残しつつ、昭和ガラスでつくられたオリジナル照明のあたたかな光が灯る。
二階VIPルームでは、神々の国・島根県の美しい写真と和紙アートを融合した空間が楽しめる。
風の音、湯けむり、空の色、それだけで贅沢を感じられるような露天風呂も用意。
空気が澄んでいる広瀬は、星空もきれいだという。
“文化を体験する旅”を提供
「YASUYA」では、写真業から創業したクリエイディブフォトスタジオのフレームが創造する、アナログならではの豊かな体験、文化的価値、そして環境への配慮を大切にし、時代を超えたアナログ写真の魅力も伝え続けていくという。
デジタルとは違う、アナログの静かで豊かな撮影体験を味わってみよう。
大判アナログカメラを使った写真撮影体験では、今後、暗室での写真現像やプリント体験も計画しているとのこと。
数々のレトロなアナログカメラの展示も行っている。
また「YASUYA」では、囲炉裏や焚き火、土鍋料理体験を通じて、心豊かになる時間を提供している。スタッフがもてなす贅沢な囲炉裏串焼きプランを用意。中庭では焚き火をかこみ、和やかにコミュニケーションがとれる場もある。
Cool JAPANや本物の田舎風土の要素を存分に楽しみながら、広瀬町ならではのぬくもりを体験してみよう。
地域の人々も集うコミュニティの場として活用
「YASUYA」は、旅人が羽を休めるだけの場所ではなく、この地に暮らす人々とも自然につながり合える、そんな静かで心地よい時間の流れる場所を目指している。
敷地内に備えられたピザづくりや焚き火体験、手仕事に触れられるアクティビティスペースは、静かな時を楽しんだり、学び合ったりする場としても少しずつ育てていきたいと考えているという。
暮らしと旅が重なり合う場所として、世代や地域を越えた小さな交流がふとしたきっかけで生まれる、そんな日常のなかの“あたたかな非日常”を味わってみては。
120名以上が参加したグランドオープンセレモニー
グランドオープンセレモニーには、観光業を盛り上げるため安来市⻑も参加し、地域の観光支援を呼びかけている。また、島根県松江市在住で、大河ドラマ『べらぼう』の主題曲の演奏をするツィンバロン奏者・⻫藤浩さんの生演奏も行われ、会場は盛り上がったそう。
招待客65名限定のセレモニーに、予想を大きく上回る計120名以上が来場したという。「YASUYA」は、地元の魅力を再認識し、観光客に向けて新たな魅力を発信していくとしている。
オープン記念特別企画を実施中!
「YASUYA」は、オープンを記念して5月8日(木)まで、無料宿泊券が3組に当たるキャンペーンを実施中。
「YASUYA」の公式Instagramをフォローし、対象の投稿へいいねをすると応募できる。
「YASUYA」代表・鈴木健之氏のコメント
「YASUYA」代表の鈴木健之氏は、以下のようにコメントしている。
「『YASUYA』は、私の曽祖父の代、鈴木定兵衛(すずきさだべえ)が明治時代から昭和40年頃にかけて、鈴木家に大切に受け継いできた料亭宿施設(施設名:安屋)です。
鈴木家のお盆は、家族揃って広瀬で過ごすことが恒例でした。私、鈴木健之は子供のころ、祖母と過ごす時間が何よりも楽しく、特に思い出深いのは、祖母と一緒に本屋さんや下駄屋さんを訪れたことを覚えています。人も町も温かくて、心が落ち着くような雰囲気があり広瀬の町が大好きでした。
しかし、時の流れとともに広瀬本町商店街や町そのものも徐々に活気を失い、人口減少や高齢化が進み、地域文化や風土が失われていくのではないかという危機感を感じるようになりました。
(中略)『YASUYA』を再興することは、ただ建物の復活のみならず、私たちの心の中にある家族の歴史や、祖母とのあたたかい思い出をよみがえらせることでもあります。広瀬、そして安来から山陰観光の拠点となるよう、再生への一歩を踏み出すことを決意しました。祖母が見たであろう、この町の未来を私たちの手で支えていきたいと思います。」
広瀬町のぬくもりを感じられる「YASUYA」へ、足を運んでみては。
■YASUYA
住所:島根県安来市広瀬町広瀬828
HP:https://yasuya-kominka.jp
公式Instagram:https://www.instagram.com/yasuya_kominka/?hl=ja
(yukari)
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