伊万里鍋島焼協同組合は、4月29日(火・祝)~5月5日(月・祝)の期間、佐賀県・大川内山(おおかわちやま)で「鍋島藩窯(なべしまはんよう) 窯元市」を開催する。
29の窯元が参加し、美しい鍋島焼の販売に加え、佐賀県内から例年を超える20以上の飲食店が集う。大川内山の豊かな自然の風景とともに、里山での時間を愉しむことができる1週間となる。
大川内山でつくられる日本の伝統的工芸品
佐賀県伊万里市大川内山で「鍋島藩窯」によって誕生した、日本の伝統的工芸品 陶磁器「鍋島焼(なべしまやき)」は、今年で350周年を迎える。
鍋島焼(鍋島藩窯・大川内山)は、佐賀県伊万里市の大川内山でつくられる日本の伝統的工芸品。江戸時代、佐賀鍋島藩によって全国から選りすぐられた31名の陶工が、大川内山に集められ、官営の御用窯である「鍋島藩窯」が築かれた。
その精巧な技術と鮮やかなデザインから「日本最高峰の磁器」と称され、廃藩置県までの200年、以降の150年、そして民窯となった今日まで、伝統と技術が受け継がれ続けている。
鍋島焼を展示販売を実施
「鍋島藩窯 窯元市」では、大川内山の29の窯元による鍋島焼を、各窯の直営店や工房で展示販売する。各窯の定番商品から工房の蔵出し商品など、さまざまな器を手に取ってみることができる。数に限りのある器も多く出品されるため、一期一会の出会いを楽しんでみて。
また、350周年を記念して、四季の花々をあしらった記念小皿計4種を季節毎に販売。「鍋島藩窯 窯元市」では、春を彩る花として「桜」「藤」「つつじ」が描かれた絵皿「鍋島焼開窯350周年記念 四季絵皿 – 春 -」3,500円(税抜)を販売する。
直径は110mm。メインモチーフの桜には、かつて咲き方によってその年の穀物の実りを占っていたことから「五穀豊穣」の意味があり、その祈りを込めて、鍋島焼にもよく描かれる絵柄の一つだ。350枚限定となっている。
なお、デザインおよび販売開始日は変更となる場合がある。
ビールやカレー、ソフトクリームなどグルメも堪能
また、佐賀県内の人気飲食店をはじめ、毎年出店している伊万里市内の事業者を含めた20以上の店舗が集合。
呼子市「Whale Brewing」のクラフトビールやおつまみ、
佐賀市「カレーのアキンボ」のカレーなど、
佐賀市「鶴屋菓子舗」のもなかや丸房露、
嬉野市の松尾俊一さんの嬉野茶、
伊万里市「LIB COFFEE IMARI」のコーヒーや軽食、
武雄市「佐嘉平川屋」のごどうふパフェやソフトクリームが味わえる。
窯元スタンプラリーやワークショップを開催
また、窯元スタンプラリーを開催。大川内山の窯元での買い物1軒につき1つ進呈されるスタンプを5つ集めると陶板や鍋島焼が当たる抽選会に参加できる。
鍋島焼で実際に使用する陶土を用いた、ろくろ成型が体験できるワークショップ「ろくろ回し体験」にも注目だ。小さな子どもから大人まで、誰でも参加できる。職人技を体感しよう。
「ろくろ回し体験」は、5月4日(日・祝)、10:00~12:00と13:00~15:00の二部制で行われる。場所は伊万里鍋島焼会館前で、定員は20~25名/回。参加費は500円だ。
参加希望者は、事前に駐車場広場のインフォメーションセンターで整理券を受け取ろう。
今年のゴールデンウィークは、「鍋島藩窯 窯元市」に出掛けてみては。
■鍋島藩窯 窯元市
日時:4月29日(火・祝)~5月5日(月・祝)9:00~17:00 ※雨天決行
場所:佐賀県伊万里市 大川内山
伊万里鍋島焼協同組合 公式HP:https://nabeshima-yaki.com/
伊万里鍋島焼協同組合 公式Instagram:https://www.instagram.com/nabeshimayaki/
(ソルトピーチ)
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