西粟倉百年の森林協同組合は、西粟倉村が主催する「2025百年の森林まつり」を、「あわくら会館」周辺にて5月25日(日)に開催する。参加費用は無料だが、一部有料コンテンツもある。
当日は、林業機械展ブース、木育キャラバンブースのほか、魚のつかみ取りや大抽選会、ステージイベント、飲食・物販など多彩な企画が展開される。
イベントの目的
「2025百年の森林まつり」は、「百年の森林構想」を軸とした西粟倉村の産業振興と文化をより多くの人にアピールしていくことを目的としている。
また、同イベントへの出店や参加を通じて、西粟倉村の地元住民と移住者、村外から訪れた人々の交流を図り、地域活動を村外へ発信するほか、新たなコミュニティの形成と交流の促進を目指している。
多彩な企画を展開

林業機械展示

フォワーダ乗車体験
会場には、はたらく林業機械展ブースが登場。林業の現場で使用されている林業機械が展示されており、実際に乗車したり操縦を体験したりできる。

ミニグラップル乗車操縦体験

ミニクローラー乗車操縦体験
なかなか見る機会のない機械の数々を間近で見られるため、毎年子どもに大人気のブースなのだそう。
また、自由に木製おもちゃで遊べる木育キャラバンブースも登場。ドングリの形をした木のおもちゃを敷き詰めたプールや積み木、大きなおもちゃから小さなおもちゃまで、たくさんの木製おもちゃを「あわくら会館」内百森ひろばに用意する。自然の香りや優しい木の手触りを感じながら実際に手に取って遊んでみよう。
さらに、魚のつかみどりも実施。プールの冷たい水の中を元気に泳ぐ魚を自分の手でつかまえるという、現代ではなかなか体験することのない自然体験を味わえる。
つかまえた魚は持ち帰ることも、その場で焼いて食べてることもできる。魚のつかみどりは、時間制で1日4回実施される。
このほか、西粟倉村産の景品などが当たる大抽選会、地元の人々が参加するステージイベントも実施。体験や飲食・物販の店舗出店も多数予定されている。
新しい挑戦にあふれた村・西粟倉村
西粟倉村は、岡山県の北東端に位置する、人口が約1300人ほどのとても小さな村。村の面積の約93%が森林に覆われており、2008年には次の世代にその豊かな森林を残すことを目的とした「百年の森林構想」を掲げ、上質な田舎づくりを目指し取り組んでいる。
また、ローカルベンチャー事業や再生可能エネルギー事業にも取り組み、環境モデル都市、バイオマス産業都市にも選ばれた。現在では、村内のローカルベンチャー企業の数は約50社を超えており、新しい挑戦にあふれた村となっている。
西粟倉百年の森林協同組合について
西粟倉百年の森林協同組合は、2019年に発足した、林業関係者13社からなる団体。百年の森林づくり事業を実施し、西粟倉村の森林を未来へ受け継ぐため、「木を切って使う」だけでなく、林業体験会、百年の森林まつり運営、広報活動、視察対応など多角的な森林活用も積極的に行っている。
家族一緒に楽しめる「2025百年の森林まつり」に参加してみては。
■2025百年の森林まつり
開催日時:5月25日(日) 10:00~15:00 ※雨天決行・荒天中止
開催場所:あわくら会館周辺
住所:岡山県英田郡西粟倉村影石33-1
参加費用:無料(別途有料コンテンツも一部あり)
西粟倉村役場 公式Webサイト:https://www.vill.nishiawakura.okayama.jp/
西粟倉百年の森林協同組合 公式Webサイト:https://hyakukumi.com/
(Higuchi)
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