ライフサポートサービスを展開するメモリードグループは、群馬県前橋市にある国指定重要文化財「臨江閣」内に、観光売店「まゆたま」を新たにオープンした。
同社は、前橋市内の企業で構成される「Made in MAEBASHI コンソーシアム」の一員として、今年度より「臨江閣」の運営管理を担当。地域の歴史・文化・素材を活かした商品を通じて、施設の魅力向上と地域文化の継承・発信、経済活性化を目指すとしている。
「臨江閣」について
「臨江閣」は、明治17年に迎賓館として建てられた、群馬県を代表する歴史的建造物。県都・前橋の中心を流れる利根川沿いに位置し、木造建築の本館・別館・茶室の3棟からなる建築群は、当時の趣を色濃く残している。
国の重要文化財にも指定されており、地域の歴史と文化を今に伝える貴重な存在である。格式ある空間と美しい日本庭園が調和するこの場所は、観光名所としても親しまれており、世代を超えて多くの人に愛され続けている。
「まゆたま」に込めた想い
「まゆたま」という名前には、群馬が育んできた養蚕の歴史や、そこから生まれた人々の知恵やぬくもりを、ひとつのかたちとして丁寧に結び、訪れる人にそっと手渡したいという想いが込められている。
「臨江閣」の静けさや美しさに調和するように、「まゆたま」は地域の記憶や誇りをすくい取り、小さなギフトとして届ける場所を目指す。売店で取り扱う商品や情報を通して、群馬の文化と魅力に触れるきっかけとなるような“出会いの場”をつくっていく。
今後は、季節ごとの企画展やコラボレーション、地元クリエイターとの共同企画など、訪れる度に新たな発見があるような体験づくりを進めていく予定だ。施設内では、カフェ営業もスタートする予定だという。
群馬の今と昔が出会う空間
「まゆたま」の店舗では、群馬が誇る伝統と現代的な感性を組み合わせた空間演出を取り入れている。
店頭には、群馬にゆかりのある伝統織物・伊勢崎銘仙を使用したオリジナルののれんが掲げられている。鮮やかな色彩と繊細な柄が目を引くこののれんは、「まゆたま」の世界観をやさしく彩る。
店内では、アートブランド「TOKYO LOLLIPOP」とのコラボによる特別なダルマが来館者を迎える。伝統的なだるまの形に、深みのある青とやわらかなピンクを重ねた独自の配色が施され、現代的な感性が宿った印象的なデザインだ。
店舗では「まゆたま」の世界観を感じられる、選りすぐりの商品を取り扱っており、訪れる度に新たな発見と出会いを楽しめるだろう。
取り扱い商品紹介
取り扱い商品の一部として、桐生てぬぐい1,500円(税込)を販売。
桐生てぬぐいは、織物の街・桐生の染め技法を活かしたてぬぐいだ。
琥珀糖は648円(税込)~で、見た目も美しい宝石のような和菓子。
ねこどらは540円(税込)で、群馬の素材を使ったかわいらしい猫型のどら焼きになっている。
いずれも、日常の中にささやかな喜びと温もりを添えてくれる選りすぐりの逸品。今後も季節や企画に合わせてラインナップを拡充予定だ。観光のおみやげとしてだけでなく、大切な人への贈り物や、自身へのごほうびにもおすすめとしている。
明治の迎賓館「臨江閣」にて、群馬の文化と魅力を感じられる「まゆたま」を訪れてみては。
■まゆたま
住所:群馬県前橋市大手町3丁目15-3 臨江閣 別館1F
営業時間:9:00~17:00
定休日:月曜日(臨江閣の休館日に準じて変更あり)
■臨江閣
住所:群馬県前橋市大手町3丁目15-3
開館時間:9:00~17:00
休館日:月曜日(貸切状況等により変更あり)
入館料:無料
公式HP:https://rinkokaku.maebashi-park.com
(さえきそうすけ)
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