地理とプログラミングを学びながら郷土愛を育む「地図ぼうけんラボ」ベータ版提供開始

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Geolonia(ジオロニア)は、地図を使った教育向けのプログラミングサービス「地図ぼうけんラボ」のベータ版の提供を、5月8日(木)に開始した。

地理とプログラミングを学びながら郷土愛を育む


「地図ぼうけんラボ」は、デジタル地図と世界的に有名なプログラミングツール「Scratch」を組み合わせたプログラミングサービス。子どもたちのプログラミング教育、社会や地域について楽しく学ぶためのツールとして活用できる。​

GIGAスクール構想の進展により、1人1台端末環境が整いつつあるが、地理とプログラミングを横断的に学べる教材は限られている。同社はオープンソース地図基盤の開発で培った技術を教育分野へ展開し、探究学習・STEAM教育を支える環境を提供するため、同サービスを開発した。

ウェブサイトから無料で申し込み可能

「地図ぼうけんラボ」のベータ版では、地図機能と管理機能が利用可能。地図機能については、「地図データを使ったブロックプログラミング」「車、子供、犬、ドローン、気球などデフォルトで作成されたキャラクターの設定」が可能。

管理機能では、「ユーザーの追加、削除」が可能となっている。ベータ版はウェブサイトから無料で申し込みすることができる。

低学年でも安心して利用できる

プロジェクト管理画面

「地図ぼうけんラボ」の特徴の一つは、ビジュアルプログラミング。地図を表示→キャラクターや物を配置→Scratchの互換ブロックでプログラミングできる。

また、Scratchは多くのGIGA端末で導入されており、子どもたちにとって馴染みのあるツールであることから使いやすい。

さらに、観光ルートの作成、防災ハザードのシミュレーション、環境調査マップなど、自分の住む地域について学ぶことができ、地理、防災、都市計画等のテーマ横断型学習が可能だ。

そのほか、同サービスは、自治体保有のデータが利用可能となっている。地理院地図(背景地図や空中写真、ハザードマップなど)、国土数値情報(都市計画情報や施設情報)のほか、Geoloniaの地理空間データ連携基盤(※)を導入した自治体なら、自治体が管理・保有するデータも利用可能となっている。

広告表示がなく低学年でも安心して利用できるのも嬉しいポイントだ。

地理とプログラミングを学びながら郷土愛を育むことができる「地図ぼうけんラボ」ベータ版を、この機会にチェックしてみては。

地図ぼうけんラボ:https://chizubouken-lab.jp

※地理空間データ連携基盤とは、国、自治体、民間の地図情報をまとめてAPI化する基盤。内閣府科学技術・イノベーション推進事務局とGeoloniaが連携してスマートシティの中核機能として推進している。

(江崎貴子)

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