【北海道旧端野町(北見市)】黄金色の田んぼと落ち着いた暮らしと

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北海道旧端野町(北見市)

日本中では目まぐるしく、日々いろんなイベントがひらかれている。「そんな日本には、どのような土地があるのだろう」と、写真家として活動している私(仁科勝介)は、“平成の大合併”時に残っていた、旧市町村をすべて巡る旅に出た。その数は2000を超える。

今回、地域や自治体、企業の取り組み、新商品などの情報を発信するニュースサイト「ストレートプレス」で、それらを紹介する機会をいただいたので、写真を添えて連載をスタートした。

「ストレートプレス」内に登場するローカルな市町村と、関係があるかもしれない。

今回は、北海道旧端野町(北見市)を写真とともに紹介する。

Vol.448/北海道旧端野町(北見市)

旧端野(たんの)町は北見市の市街地ともかなり近い立地だ。旧常呂町から30km以上走って向かう。同じ北見市とはいえ、すっかりオホーツク海からは遠ざかり、緩やかな山道を抜けていく。そして、旧端野町の市街地が近づいてくると、黄金色の稲穂が一面に広がっていた。

北見盆地の東端であり、緩やかな低い山に囲まれて、空が広く感じられる風景だ。まさに、北海道バージョンの盆地かもしれない。ああ、畑の風景も美しければ、稲作の黄金色も負けていない。中心部も訪れると穏やかな時間が流れていた。ちなみに端野総合支所には「たんのカレーライスマラソン」の懸垂幕があり、驚いてしまう。なんと、マラソンというよりも、チームで走りながらカレーライスの食材を集めて、最後にカレーライスをつくるというユニークなマラソンだ。アイデアで、いろんなたのしい企画ができるのだなあと。

旧端野町へ

黄金色の田んぼだ

見事な盆地だなあ

たんのカレーライスマラソン

東武イーストモールにも立ち寄った

地元のショッピングモールである、東武イーストモールにも訪れてみる。学生時代、広島で過ごしたときのショッピングモールに入ったような、懐かしさだ。地元のショッピングモールって、都会のそれより、安心感があるのはなぜだろう。生活の延長線上だからだろうか。もちろん、オシャレにショッピングを楽しむ都会らしさもいいけれど、ありのままの雰囲気の中だと、落ち着いて過ごせるので不思議である。

(仁科勝介)

写真家プロフィール

仁科勝介(Katsusuke Nishina にしなかつすけ)/かつお
写真家として活動。1996年、岡山県倉敷市生まれ。広島大学在学中に、日本の全1741の市町村を巡る。
『ふるさとの手帖』(KADOKAWA)、『環遊日本摩托車日記(翻訳|邱香凝氏)』(日出出版)をはじめ、2022年には『どこで暮らしても』(自費出版)を刊行。
旧市町村一周の旅『ふるさとの手帖』:https://katsuo247.jp
仁科勝介公式X:https://twitter.com/katsuo247
仁科勝介公式Instagram:https://www.instagram.com/katsuo247

  

  

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