静岡県静岡市にて空き家買取専科を運営するSweets Investmentは、静岡市葵区音羽町にて、売却困難だった空き家をリノベーションし、昭和レトロを五感で体験できる宿泊施設「タイムトリップOTOWA」をオープンした。
深刻化する空き家問題に新たな活用モデルで挑戦
日本国内では、少子高齢化や人口減少に伴い空き家の数が年々増加し、過去最多の900万戸に達し、住宅全体の13.8%を占めている。中でも「接道がない」「老朽化が進んでいる」などの理由から売却も再生も難しい物件は、地域の景観悪化や防災リスクの増大など、様々な社会課題を引き起こしている。
Sweets Investmentは、静岡ガスグループの一員として、空き家問題解決に向けた再生事業「空き家買取専科」を展開している。静岡県の空き家を積極的に買い取り、再生を通じて新たな価値を創出。一般的な流通に乗らない、問題を抱え、売却が困難な空き家の新たな活用として、宿泊事業をスタートした。
売買困難な空き家を未来につながる資産へ

細い小道しかなく先の物件が見えないほど
今回オープンした「タイムトリップOTOWA」は、接道がなく、
残置物が多数あり、雨漏りするなど、売買困難だった築47年の空き家を活用した、新しい価値を見出す転換プロジェクトだ。
空き家を「負債」ではなく「未来につながる資産」になるよう、単なるリノベーションにとどまらず、地域経済への貢献や観光客誘致を目指し、関係人口の増加にもつなげていく。空き家の活用を通じて、地域に新たな人の流れを生み出し、地元経済に寄与する循環型の再生モデルを目指している。
様々な世代が時代を超えて交差する場
静岡市葵区音羽町に誕生した「タイムトリップOTOWA」は、まるで昭和にタイムトリップしたかのような、懐かしさと新しさが融合した、一棟貸しの体験型宿泊施設。
“昭和100年”を迎える2025年において、「泊まれるレトロミュージアム」をテーマに、世代を超えて“昭和回帰”を楽しめる空間を提供。懐かしさを提供するだけではなく、昭和を懐かしむ世代も、昭和を知らない世代も、時代を超えて交差し、新しい思い出を紡ぐ場として、多くの人に親しまれることを目指している。
あの頃の世界を楽しむ昭和レトロ体験
施設内には、ブラウン管テレビ、
レコードプレーヤー、扇風機、ダイヤル電話などの昭和の家電、
インベーダーゲーム、たばこやコーナー、
純喫茶風のキッチンとダイニング、昭和の食器や雑貨、
懐かしのおもちゃ、
昭和を感じられるラムネやお菓子など、当時の暮らしを五感で味わえるアイテムが勢ぞろい。
宿泊中は、ブラウン管テレビを囲んで家族で語らったり、純喫茶風キッチンでナポリタンやクリームソーダを作ったり、インベーダーゲームに熱中したりと、思い出と懐かしさを心ゆくまで堪能できる。
また、昭和風衣装を持ち寄っての撮影会や、近隣の昭和風情あふれる街並み散策など、SNS映えする思い出づくりも楽しむことができる。予約は、Airbnb、Booking.com、NowBookingにて。
「タイムトリップOTOWA」に宿泊して、昭和レトロな体験を楽しんでみては。
Airbnb:https://www.airbnb.jp/rooms/1340930555504533881?guests=1&adults=1&s=67&unique_share_id=0a41272f-3bcd-43e7-8204-9cec0e5df39f
Booking.com:https://www.booking.com/Share-AJn76u
NowBooking:https://nowbooking.airhost.co/ja/houses/623783
■タイムトリップOTOWA
住所:静岡県静岡市葵区音羽町28-3
定員:最大10名
チェックイン/アウト:15:00/翌10:00
(山本えり)
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