福岡県春日市は、6月23日(月)～29日(日)の男女共同参画週間事業として、「女性の身体の仕組み」「生理に関する正しい知識の習得」に焦点を充てたイベント「フェムケアデイKASUGA～みんなで学ぶ『セイリ』のはなし～」を、クロスモール春日にて6月14日(土)に開催する。
生理に対する認識の差を埋めるきっかけに
内閣府が毎年発行する「男女共同参画白書」では、女性特有の病気は20代から50代の働く世代に多く、特に、月経のある女性の8割が月経不調により生活(仕事や家事・育児・介護)への「支障がある」という調査結果が出ている。多くの女性が生理について悩みを抱えているが、生理に関する話題はオープンに話しにくいのが現状だ。また、女性同士でもその認識には差があり、男性は生理について知る機会が少ないという課題もある。
同市は、「フェムケアデイKASUGA～みんなで学ぶ『セイリ』のはなし～」を通して、女性の健康課題を性別、年齢、立場関係なくみんなで学び、生理に対する認識の差を埋めるきっかけとしたいと考えている。
イベント詳細
「フェムケアデイKASUGA～みんなで学ぶ『セイリ』のはなし～」の開催日時は、6月14日(土)10:30～13:30。会場は、アクロスモール春日1階の憩いの広場だ。
第1部11:00～12:00は、つみき助産院院長の松藤美由紀(まつふじみゆき)さんが講師を務める講演会「タブー視しない！生理と上手に付き合う方法」。
第2部12:00～12:50は、パパと助産師によるトークイベント「パパも知りたい、女性の健康本音トーク」。パネリストは、松藤美由紀さんと、ファザーリング・ジャパン九州の内海良介(うつみりょうすけ)さんが務める。
ステージイベントは座席の予約が可能。予約をした人先着30人にプレゼントがある。イベントの予約・詳細については、下記の春日市HPにて確認を。
展示・体験コーナーも用意
また、イベントでは、「妊婦体験やってみよう！」「クイズにチャレンジ！」「いろんな生理グッズをみよう」「自分のモヤモヤ書いてみよう」「生理かるたやってみよう」「生理パネル」といった展示・体験コーナーも用意。
「妊婦体験やってみよう！」の体験時間は10分で、事前に予約することもできる。なお、中学生以上65歳未満で、足腰に不調や違和感がない人が対象となる。
「生理」をタブー視しない社会へ！「フェムケアデイKASUGA～みんなで学ぶ『セイリ』のはなし～」に参加してみては。
春日市公式HP(イベント詳細)：https://www.city.kasuga.fukuoka.jp/kurashi/danjo/danjo/1009130/1014191.html
■アクロスモール春日
住所：福岡県春日市春日5-17
(江崎貴子)
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