【大阪府大阪市】学生サークル「珈琲倶楽部」が献血ルームとコラボ！自家焙煎コーヒーで献血啓発

大阪経済大学の学生サークル「珈琲倶楽部」は、3月10日(月)～23日(日)の期間、大阪府赤十字血液センター曾根崎献血ルーム RedOne CLUB(以下、曾根崎献血ルーム)と連携し、自家焙煎コーヒーの提供を行った。

献血ルームで「珈琲倶楽部スペシャルブレンド」を提供

今回のコラボレーションでは、曾根崎献血ルームに設置されたコーヒーメーカーで提供されるブレンド豆を、珈琲倶楽部が特別に焙煎・調合した。

ブレンドにはコスタリカ、ケニア、インドネシア産の豆を使用。浅煎りから深煎りまで幅広い焙煎度合いを組み合わせ、「酸味を抑えた高級感のある味わい」という曾根崎献血ルームの要望に応える形で、珈琲倶楽部代表の和田侑巳さん(経営学部3年)が開発を手がけた。

この豆は、期間中、「珈琲倶楽部スペシャルブレンド」として提供。また、3月10日(月)・11日(火)・17日(月)・18日(火)の4日間の各日14時～16時には、サークルメンバーが現地に赴き、来場者に対してハンドドリップによるコーヒー提供を実施した。

今回の取り組みは、献血推進とサービス向上を目的とする曾根崎献血ルームの活動の一環として実施された。

「珈琲倶楽部」では、日頃から学外での出店を行っており、地域イベントなどでも自家焙煎コーヒーを提供している。今回は、「珈琲倶楽部」がこれまでに大学内外で展開してきた実績が評価され、大学ホームページを通じて注目を集めたことがきっかけとなったそう。

学生は、提供中の空き時間を活用して利用者に声をかけ、ブレンドの特徴や焙煎へのこだわりを伝えることで、より深くコーヒーの魅力を届ける工夫をした。

コーヒーを通じたこうした交流が評価され、「たまたま訪れたが、今日来てよかった！」と感想を寄せる人もおり、活動の意義が実感される場面もあったそう。

また、出店当日に同サークルの活動を知った人から、別のイベントへの参加依頼があるなど、新たなつながりの機会にもなったという。

今回の取り組みについて学生は、「若い世代の来場者も多く、コーヒーを通じて多くの方と交流できました。出店はとてもやりがいがあり、今後も積極的に活動していきたいです」と振り返った。

そして、今回のコラボレーションについても、「またお声がけいただけるようであれば、ぜひ取り組みたいです」と意欲を示したという。

「珈琲倶楽部」の今後の活動のさらなる広がりに期待したい。

(Higuchi)