埼玉県飯能市の「メッツァビレッジ」内にある現代美術館「HYPER MUSEUM HANNO」では、8月31日(日)までヤノベケンジの特別企画展「宇宙猫の秘密の島」を開催中だ。
5月31日(土)からは、本展と連動した限定メニューの提供が始まり、同施設で開催中の「メッツァの夏至祭2025」とのコラボレーションも展開されている。
コーヒーとパフェで体験する「宇宙猫の世界」
現代美術作家・ヤノベケンジによる「宇宙猫の秘密の島」は、ミュージアム開業を記念したオープニング特別企画展として開催されている。会期後半の企画として、作品世界を食で表現した限定メニューが登場した。
コラボメニューは2種類がラインアップ。施設内のROBERT’S COFFEEでは、泡立てたミルクに宇宙猫を描いた「宇宙猫のカプチーノ」を750円(税込)で販売中。
また、同じく施設内の10＋Flowersでは、銀河や星雲をイメージした色彩豊かな自家製ゼリー入りの「宇宙猫の秘密のパフェ」950円(税込)を販売している。
ミルクフォームに浮かぶ宇宙猫の姿や、青から緑へと変化するゼリーなど、視覚と味覚を通じて展覧会の世界観に触れられる内容となっている。
夏至祭の象徴をまとった「SHIP’S CAT」
メッツァビレッジでは、6月22日(日)まで「メッツァの夏至祭2025」を開催中。これにあわせて敷地内の宮沢湖に浮かぶ作品「SHIP’S CAT (Mirror)」には、夏至の象徴である花冠が装飾されている。
宇宙猫がこの時期だけの特別な装いで来場者を出迎える。あわせて実施される体験型のアクティビティ「宇宙猫の島 上陸探索ツアー」1,500円(税込)は、花冠を被って「宇宙猫の島」へ上陸し、記念撮影を楽しむことができる。
ヤノベケンジによる大規模展示の続編
ヤノベケンジは、「トらやん」「ラッキードラゴン」「サン・チャイルド」などの立体作品で知られる現代美術作家だ。
今回の展示は、東京・GINZA SIXで話題を呼んだ大規模展示「BIG CAT BANG」の続編として、敷地内の宮沢湖に眠り猫の巨大な浮島がお目見えしている。
展示室内では、宇宙猫のバックストーリーからスタートし、ヤノベが1990年の作家デビューからの約35年を振り返る作品を立体・原画・特別映像の約80点を展示。幻想的な物語世界と、ヤノベが描き続ける未来像が交差する構成だ。
北欧文化と自然に親しむ「メッツァビレッジ」のロケーションに合わせて、アートと季節が交錯する場が創出されている。
夏のはじまりであるこの季節だけの特別なコラボレーションを楽しんでみては。
■メッツァビレッジ ハイパーミュージアム飯能
住所： 埼玉県飯能市宮沢327-6 メッツァ
開催期間：3月1日(土)～8月31日(日)
開館時間：10:00～17:00(入館は閉館の30分前まで)
ハイパーミュージアム飯能公式サイト：https://metsa-hanno.com/hypermuseumhanno
X：https://x.com/hyper_museum
メッツァ公式サイト：https://metsa-hanno.com
(ito mamiko)
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