神戸北野美術館は、7月4日(金)~8月31日(日)の期間、「ラガディ・アン&アンディ展 〜ラガディ・アンに囲まれた優しい時間〜(以下、ラガディ・アン&アンディ展)」を開催する。
アメリカで100年以上前に誕生し、アメリカンカントリーの魅力あふれるキャラクター、ラガディ・アン&アンディ人形の日本有数のコレクターである上野氏のコレクションを特別公開。ラガディのある暮らしとアメリカ文化を体感できる展示会として、ファミリー層やカントリーファンはもちろん、神戸・北野エリアを訪れる国内外の観光客にもみてもらいたいと考えているという。
入館料は、大人・子ども一律1,000円で、未就学児は無料だ。
ラガディ・アン&アンディについて
ラガディ・アンとアンディは、赤い毛糸の髪と赤い三角の鼻が縫い付けられ、まんまるな目玉と笑顔が特徴の人形。日本にもコレクターやファンがたくさんいる。
昔、アメリカの田舎町アルコラに、マルセラという女の子がいた。ある日、屋根裏で見つけた古びた布人形を、父である作家ジョニー・グルエルが縫い直し、「ラガディ・アン」と名付けたそう。
病弱だったマルセラを元気づけるために、ジョニーは毎晩ラガディ・アンが活躍するお話を語り続けた。
この父娘の心温まる物語がきっかけとなり、1918年に絵本『Raggedy Ann Stories』が出版され、以降ラガディ・アンと弟のアンディは、世界中の子どもたちに「優しさ」「愛」「思いやり」を伝える象徴として愛され続けている。
貴重なコレクションの数々を展示
「ラガディ・アン&アンディ展」が開催される神戸北野美術館は1898年に建設され、かつてアメリカ領事館官舎としても利用されていた歴史を持つ場所。今年で127年を迎える歴史ある洋館だ。
イベント期間中は、日本有数のラガディ・アン&アンディコレクター、上野氏が集めた貴重なコレクションの数々を展示。
アメリカで生まれたラガディ・アン&アンディを旧アメリカ領事館官舎の雰囲気の中でみることができる。
また、ラガディ・アン&アンディの誕生から現在までの歩みを、絵本やポスター、写真パネルで解説。ジョニー・グルエルの創作秘話や、初期の絵本・関連商品なども展示する。
さらに、 アンティーク家具・雑貨とラガディ・アン人形を組み合わせて、旧アメリカ領事館の建築様式を活かした「ラガディ・アンのお部屋」をイメージした展示も実施。
「コレクション特別公開」では、コレクター提供による貴重な年代別人形・雑貨などのコレクション展示を行い、一部コレクションの販売も行われる。
幅広い世代が楽しめる文化イベントとして開催
「ラガディ・アン&アンディ展」は、「自己財を社会財に。」という理念のもと、個人の大切なコレクションを地域社会の財産として活用し、幅広い世代が楽しめる文化イベントとして開催される。
ラガディ・アン&アンディは、アメリカで長年愛され続けるキャラクターで、かわいらしい表情と温かい物語が多くのファンを魅了してきた。神戸・北野という異国情緒漂うエリアで、アメリカ文化との繋がりを感じられる貴重な機会となるだろう。
「ラガディ・アン&アンディ展」に足を運び、ラガディ・アン&アンディの魅力に触れてみては。
■ラガディ・アン&アンディ展 〜ラガディ・アンに囲まれた優しい時間〜
期間:7月4日(金)~8月31日(日)
開催時間:9:30~17:30(最終入館17:00)
会場:神戸北野美術館
住所:兵庫県神戸市中央区北野町2-9-6
詳細:https://www.kitano-museum.com/raggedy
(ソルトピーチ)
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