【東京都港区】都会でホタルを観賞できるイベント！白金プラザ会が「天の川蛍祭2025」を開催

白金プラザ会は、7月4日(金)・5日(土)・6日(日)の3日間、「天の川蛍祭2025」を開催する。

ホタルを通じて自然の素晴らしさを感じて
白金プラザ会と庄内町の絆
ホタルについて
開催概要

ホタルを通じて自然の素晴らしさを感じて

夏の風物詩といえば、ホタルを思い浮かべやすいのでは。

しかし、生育環境によって影響を受けやすいホタルは、近代に入って急激にその数を減らし、今では絶滅を危惧されている種も少なくない。

都会では「生きたホタルを見たことがない」という子ども珍しくなく、東京都内で開催されるホタル観賞イベントには多くの来場者が訪れるそう。

白金プラザ会では、ホタルを通じて自然の素晴らしさ・尊さ・美しさを訴え、自然保護への意識を高めてもらうと共に、街の活性化に繋げたいと、2008年より夏のイベントの一環として、生きたホタルに触れる特別イベントを開催してきた。

なお、ホタルの写真はイメージである。

白金プラザ会と庄内町の絆

写真はイメージ

今年で16回目を迎える「天の川蛍祭」は、初期の実行委員会メンバーの「白金の子どもたちにホタルを見せたい！」という想いから始まっている。

当時の実行委員会メンバーが尽力し、山形県庄内町の“ホタル小僧”こと工藤時雄さんと知り合い、港区の協力もあり実現に至った。

写真はイメージ

庄内町には、工藤時雄さんが村長を務める風車村にホタルの飼育施設がある。

水を汲み上げるエアポンプなどを使い、より自然な水辺に近づけるために酸素を送って循環させているそう。これにより、毎年多くのホタルが白金にやって来ている。

工藤時雄さんとホタルのふるさとである山形県庄内町。二俣農村公園ホタルの里では、ホタルが乱舞している。

ホタルについて

ゲンジボタルは、6月中旬から7月上旬にかけて、山間部の渓流や小川などで美しい光を放ちながら飛び交う。ゲンジボタルはヘイケボタルよりも大きく、成虫で15mm前後になる。メスの方が大きいが、メスは第6腹節だけが発光し、オスは、第6腹節と第7腹節が発光するのでより明るい光を放つ。

ゲンジボタルは、光ることで互いを見つけ、オスとメスで会話しその後交尾をする。白金で観賞できるホタルは、交尾を終えたオスのゲンジボタルだ。生まれた幼虫は1年をかけてカワニナを食べて成虫になる。成虫になると草についた水滴など水しか飲まないうえ、成虫は約1週間しか生きられない。

開催概要

「天の川蛍祭2025」の開催期間は、7月4日(金)・5日(土)・6日(日)。会場は、南北線・三田線「白金高輪駅」周辺の白金アエルシティ、白金ザ・スカイ、白高児童遊園他。

開催時間は、ホタル観賞は7月4日(金)・5日(土)19:30～21:30だ。

屋台村＆物産展は、7月4日(金)17:00～21:00、7月5日(土)12:00～21:00、7月6日(日)12:00～20:00。

屋台村＆物産展では、山形県庄内町の自然が育んだ心あたたまる美味しさを届ける。

「つや姫だんご」をはじめ、地元酒蔵の銘酒、郷土の味を伝える加工品などの他、地元商店会の店舗をはじめ、近隣からも多彩な店が集結する。

なお、写真はこれまでの庄内町物産展の様子である。

ライブステージは、7月5日(土)13:00～16:30、7月6日(日)12:00～16:00。ライブステージでは、地域の人たちがパフォーマンスを披露する。7月5日(土)13:00には、白金の丘学園の小中学生(キャラクター着ぐるみステージ)、14:00プアキエレフラハレ(フラダンス)、15:30高輪ハッピーママーズ(ゴスペル)、16:30ラウレア・ラニ(フラダンス)が登場。

7月6日(日)は、12:00に白高お囃子同好会(お囃子演奏)、13:00ヤシマーズ(アフリカンダンス)、14:00フィットネスクラブ広尾 BLOOM(チアダンス)、15:00ヤシマーズ(アフリカンダンス)、16:00アパルーサ with Baby Bop(カントリーラインダンス)というスケジュールだ。

こども縁日は、7月4日(金)17:00～21:00、7月5日(土)12:00～21:00、7月6日(日)12:00～20:00だ。