【京都府京都市】原画を中心に作品を紐解く「やなせたかし展 人生はよろこばせごっこ」開催!

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京都駅ビル内ジェイアール京都伊勢丹7階隣接の美術館「えき」KYOTOでは、7月11日(金)~8月24日(日)の期間、「やなせたかし展 人生はよろこばせごっこ」を開催される。

原画を中心にやなせたかし氏の作品を紐解く

「やなせたかし展 人生はよろこばせごっこ」は、アンパンマンの生みの親・やなせたかし氏(1919-2013)の大規模巡回展。

漫画家、詩人、絵本作家、イラストレーター、デザイナー、編集者など、多彩な活動を繰り広げた同氏は、極上のエンターテイナーでもあり、「人を喜ばせること」を人生最大の喜びとしていたそう。

『夕陽の決闘』1998年

苛酷な戦争体験、家族との別れ、様々な人との出会いに揉まれ、「なんのために生まれて、なにをして生きるのか」を自分に問い続けた同氏が辿り着いたのは、かっこ悪くても、本当に困っている人に一片の「あんぱん」を与えられるヒーロー像だった。

『絶望のとなりに』制作年不明

「やなせたかし展 人生はよろこばせごっこ」では、2026年にやなせたかし記念館アンパンマンミュージアムが30周年を迎えることを記念し、原画を中心に「やなせたかし大解剖」「漫画」「詩」「絵本/やなせメルヘン」「アンパンマン」のテーマで作品を紐解いていく。

仙波美由記氏によるギャラリートークを開催


7月11日(金)の10:30~と13:30~には、美術館「えき」KYOTOにて、各回約30分のギャラリートークが行われる。講師は、やなせたかし記念アンパンマンミュージアム振興財団 事務局長、学芸員の仙波美由記氏。

ギャラリートークは、マイクを使用して会場内を移動しながらトークを実施。混雑した場合は、入館制限を行う場合がある。事前申込は不要で、参加には美術館入館券が必要だ。

展示会概要

「やなせたかし展 人生はよろこばせごっこ」の開館時間は、10:00~19:30(入館締切 閉館30分前)で、会期中は無休。入館料は、一般1,000円(税込)・一般前売りは800円(税込)、高・大学生800円(税込)・高・大学生前売りは600円(税込)、小・中学生500円(税込)・小・中学生前売りは300円(税込)だ。高・大学生の人は学生証を提示しよう。また、「障害者手帳」を提示の本人と同伴者1名は、当日料金より200円割引となる。

前売券は7月10日(木)まで販売している。販売場所は、休館日を除くJR京都駅ビル内・美術館「えき」KYOTOのチケット窓口、チケットぴあ(Pコード687-171)、ローソンチケット(Lコード53204)だ。展示作品やイベント内容は、変更、または中止になる場合がある。

やなせたかし氏のプロフィール


やなせたかし氏は、1919年生まれの高知県出身、本名は柳瀬嵩氏。東京高等工芸学校工芸図案科(現千葉大学)卒業後、東京田辺製薬宣伝部に入社。徴兵され復員後は、高知新聞社で雑誌編集を担当していた。

1947年に上京し、三越百貨店宣伝部を経て53年に漫画家として独立。舞台美術、作詞、ラジオ・テレビの構成も手がけた。

『ボオ氏』より「鳩とトビウオ」1967年

1967年に『ボオ氏』で週刊朝日マンガ賞を受賞、

『詩とメルヘン』1978年8月号表紙絵「ついにぼくは夜明けの光の矢をにぎったぞ」1978年

73年創刊の雑誌『詩とメルヘン』(サンリオ)の編集長を務めた。

同年『あんぱんまん』(フレーベル館 月刊絵本『キンダーおはなしえほん』)を発表、1988年にテレビアニメ『それいけ!アンパンマン』の放送が開始となり、国民的人気を博す。

『てのひらを太陽に』制作年不明

『手のひらを太陽に』(1961)の作詞のほか、絵本『やさしいライオン』(フレーベル館、1975)の出版など、ほか多数の実績をもつ。2013年、94歳で永眠した。

『いちごえほん』1976年2月号表紙絵「雪の天使の2月号」

「やなせたかし展 人生はよろこばせごっこ」に足を運んで、さまざまな人に勇気を与え続けるやなせたかし氏の作品に触れてみては。

■美術館「えき」KYOTO
住所:京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町 ジェイアール京都伊勢丹7階隣接
HP:https://www.mistore.jp/store/kyoto/museum.html

©やなせたかし (公財)やなせたかし記念アンパンマンミュージアム振興財団蔵

(yukari)

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