給食がない夏休み期間の食事不足に悩む子どもたちを支援するクラファン実施中！

地域の飲食店を子ども食堂として活用するサービス「こどもごちめし」を運営するKids Future Passport(キッズ・フューチャー・パスポート)は、6月19日(木)より、コングラントが提供する寄付型クラウドファンディング「GIVING100」を通じたプロジェクトを実施している。

夏休みに食事不足に悩む子どもたち

夏休み中、特に経済的に厳しい家庭では、子どもたちが1日2食以下で過ごすケースが増えているという。グッドネーバーズ・ジャパンの調査によると、ひとり親家庭の約40％の子どもたちが、夏休みに食事不足に悩んでいることが分かっている。

育ち盛りの子どもにとって、食事の量は非常に重要。食べる量が不足すると、動くためのエネルギーに使われてしまい、成長に必要な栄養が十分に摂取できなくなる。

この現状を受け、Kids Future Passportは「こどもごちめし」を通じて困っている子どもたちに温かい食事を届けることが必要だと考え、この夏にクラウドファンディングを開始し、より多くの子どもたちに食事支援を届けるための活動を拡大していくこととなった。

「こどもごちめし」は、困窮と向き合う子どもたちにより広く食事を届けたいと2023年7月にスタートした活動。これまでこども食堂の運営はボランティアの力で成り立つことが多く、人手や資金不足・定期的な開催の難しさが大きな課題となり、持続的な活動には高いハードルがあったという。

そこでKids Future Passportでは、ITデジタルを利活用した“こども食堂のDX化”によって、三方よしの仕組みを使った「こどもごちめし」で子どもたちに栄養満点の食事を提供し、人の身体的および精神的な幸せを支援している。

クラウドファンディングの目標金額は220万円、募集期間は7月20日(日)まで。寄付金の使い道は、200万円を食事提供費用に使用。1,000円の寄付で、地域の加盟飲食店で使用できる食事チケットを購入し、子どもたちに1食分の温かい食事を届ける。

そして、20万円をシステム維持費や事務局運営費に使用する。目標金額を超えた場合、その余剰金は追加の夏休みの食事提供費に充てられる。

Kids Future Passport会長の今井了介氏は、以下のようにコメントしている。

「作曲家の私はいつも、音楽家には著作権という“仕組み“があることで権利やお金の分配を享受し、全国・全世界で継続的な活動ができていると考えています。『こどもごちめし』は、町の飲食店と子どもたちを繋ぎ、継続的な“食”の支援を可能とする“利他の仕組み”です。

私は布袋寅泰さんや吉川晃司さんのようなスーパースターではないので、一夜のライブで数億円のお金の寄付は出来ませんが、数億円もしくはそれ以上が数十年先まで継続的に支援先に届く仕組みなら作れるのではないか!?…と考え、『こどもごちめし』を始めました。

公的な“食”支援だけではまだ十分と言えない現状において、皆さまからの寄付・支援が広がることで、日本に200万人近くもいると言われる相対的貧困の子どもたちに向けて、一食でも多く、確実に届けていきたいと思っています。

今回のクラファンをきっかけに、『こどもごちめし』を知っていただき、ご支援頂けますと幸いです。未来の子どもたちはトレジャー、それを応援してくれる皆さまはヒーローです！」

また、Kids Future Passport代表理事の中本真理子氏は、以下のようにコメントしている。

「『こどもごちめし』の活動に興味を持っていただき、ありがとうございます。すべての子どもたちに、温かい食事と希望を届けたい。そんな想いから、この活動は始まりました。

孤食や欠食、栄養不足など、子どもの食をめぐる問題は、私自身もこの取り組みを始めるまでは、その深刻さを理解していませんでした。

『こどもごちめし』では、子どもたちが心も体も健やかに育つことができる社会を目指し、食を通じた支援を行っています。そしてこの活動を通じて、子どもたちがお腹を満たすだけでなく、安心感と未来への希望を届けたいと願っています。

未来を担う子どもたちが、毎日を笑顔で過ごせるように。私ひとりの力は小さくても、皆様ひとりひとりの温かいお気持ちが、子どもたちの大きな力になると信じています。ご支援、心より感謝申し上げます。」

夏休み期間の子どもたちが十分な食事を取れるよう支援する、Kids Future Passportのクラウドファンディングを応援してみては。

(yukari)