「学びラボ」が、全国の高等学校を対象とした「eコインで!学園祭データサイエンス」教育プログラムの提供を開始する。実際の学園祭で疑似通貨を使って電子取引を行い、その購買データを集計。そのデータを生徒と教員がマーケティング分析や学園祭の企画立案に活用するといった内容で、データサイエンススキルの育成を図る教育プログラムだ。
「eコインで!学園祭データサイエンス」とは
学園祭で利用イメージはこうだ。まず、来場者がLINEアプリから学校公式アカウントに登録する。アンケートに回答することで、個人データが集計システムに紐づけられる。
次に模擬店で疑似通貨eコインを発行する。以後、商品購入時にeコインで決済を行うことができるのだ。
そして、模擬店でeコインでの取引を行うごとに、システムにデータが集計され、決済履歴はリアルタイムでシステムに反映される。
学園祭後、収集したデータは、まず、過去年度のデータ分析に基づいて行った今年度のマーケティング施策の妥当性を、収集したデータから検証。昨年比でどの程度売上が上がったのか、どんな施策が効果的だったのかなどを見ていく。
続いて、次年度の学園祭準備期間に、今年度に収集したデータを活用。さらに翌年以降も継続してこのプロセスを行うことで、学校全体のデータサイエンススキルと学園祭コンテンツの質の継続的な向上が図れるのだ。
教育プログラムとしてのポイント
教育プログラムとしては、従来の学園祭で行われていた「実施後の振り返り」ではなく、過去データの分析に基づいた事前の仮説立てと目標設定を実施する点がポイント。「学びラボ」から派遣する専門講師による特別講義を通じて、生徒・教員へ目標達成のための指標設定や施策立案を指導し、「データドリブンな学園祭企画」が実現できる。
用意されているプランは3つ。出張授業プランは、専門講師派遣による特別授業を実施。教員研修プランは、教員向けに指導員が研修を行う。テスト導入プランは、初回導入校向けにシステムのみを提供する。初年度はテスト導入プランを推奨とのことだ。
また、各都道府県ごとに先着1校限定で、「モデル校」として特別価格でのサービス提供を実施するという。
出張授業・教育研修プランの実施の流れとしては、まず、学園祭前の準備期間に専門講師による出張授業・教員研修の実施により、生徒・教員にデータ分析スキルを指導。学園祭前にデータサイエンスを駆使したマーケティングや企画立案を行う。ただ、初年度の導入時は前年度のデータがないため、LINEアプリと連動した集計システムの提供のみとなる。
学園祭本番では、来場者と模擬店間のデータを収集、模擬店運営やサービスに反映する。そして、学園祭後は、売上結果を前年度と比較し、施策の効果を検証する。
「学びラボ」は、学園祭データサイエンスサービスがご提供できる価値を、「生徒・教員をデータサイエンス人材に育成する」「先進的で共感を呼ぶ取り組みによる地域へのPR効果」「学校と地域社会に広くまたがるコミュニティ意識の醸成」としている。
さらに詳しい情報については、公式HPのお知らせ記事で確認を。また資料請求・問い合わせについても以下のリンクで確認してほしい。
実際の学園祭で、疑似通貨による購買データ分析で実践的なデータサイエンスが学べる「eコインで!学園祭データサイエンス」を、チェックしてみては。
■eコインで!学園祭データサイエンス
公式HPお知らせ記事URL:https://manabilab.or.jp/highschool_datascience_program
資料請求・お問い合わせフォームURL:https://forms.gle/vNj2CpywaHPQH8hj6
学びラボ公式HP:https://manabilab.or.jp
(熊田明日良)
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