俳優イム・シワンが、「イカゲーム」公開の感想に対して「どうせ批判されるなら、しっかりと批判されるのも悪くないと思う」と語った。
シワンは2日午前、ソウル市チョンノ(鍾路)区のあるカフェで行われてNetflixオリジナルシリーズ「イカゲーム」シーズン3(以下、イカゲーム3)のインタビューで「本当にたくさん批判された」と笑った。
シワンは「当たり前の話だろうが、キャラクターとして批判されるのは祝福だと考えなければならないという話を沢山聞いてきた。称賛だと思って気分よく批判される時期を過ごそうと思う」と伝えた。
「イカゲーム3」は、それぞれの目的を持って再び参加したゲームで親友を失ってしまったギフン(イ・ジョンジェ)と、正体を隠したままゲームに潜んだフロントマン(イ・ビョンホン)、そしてその残忍なゲームの中で生き残った参加者たちの最後の運命を描いた作品だ。
シワンは劇中コイン(暗号通貨)の投資ユーチューバーで、333番のミョンギ役を演じた。シワンは「タノス(チェ・スンヒョン/ T.O.P )やナムギュ(ノ・ジェウォン)よりもはるかに悪人だという話もあったようだ。様々な言語での批判があったらしい」と話した。
一番の悪人という言葉に同意するかと尋ねるとシワンは「撮りながらは同意できなかった。絶対悪の存在は確かにタノスやナムギュの方だと思った」としながら「ところが、撮りながら監督の指導を受けたときに混乱した点があった。監督の意図を理解するために努力しながら撮ったし、結果を見ると一番の悪人ではないかもしれないが一番憎まれ役だというのは間違いないと思った」と打ち明けた。
「イカゲーム3」は6月27日公開以降、わずか3日で6010万視聴数を記録してNetflixのトップ10を集計する93か国すべてで1位を獲得した。
全世界で成功を収めた話題作であるため、ネタバレにも敏感でなければならなかった。最後のシーズンまで公開された状況だ。シワンは「今は新しい局面を迎えた」として「防御するためにきゅうきゅうとした立場だったが、今は決心さえすれば全ての結末を話してもいいのわけではないか。『特別出演?ケイト・ブランシェット!』といえる。状況が変わった」と答えて笑わせた。
「イカゲーム」の全シーズンは、Netflixで視聴できる。