神奈川県では、手話の普及を通じて、ろう者とろう者以外の人がお互いに、その人格と個性を尊重し合いながら共生することのできる地域社会を実現するため、2015年4月に「神奈川県手話言語条例」を施行した。
この条例の施行10周年を記念して、7月7日(月)~9月16日(火)の期間、ろう者とろう者以外をつなぐ、みんなのことば「手話」を広めるためのマークのデザインを募集している。
募集内容
募集内容は、「手話がみんなの言葉」であることをイメージした「手話」を普及するためのシンボルマークのデザイン。応募資格は、神奈川県内在住・在学・在勤の人で、個人での応募に限られる。未成年者(18歳未満)は、保護者の同意を得たうえで応募しよう。
審査員等による審査のうえ、11月中(予定)に採用作品1点を決定。採用作品の作成者に直接結果を通知するとともに、県のホームページ等で12月13日(土)以降に公表される。
採用作品は、神奈川県の手話事業を広報するウェブサイトやSNS、及び手話イベント等での発信、各種印刷物(チラシ、ポスター、関連グッズ等)で使用予定だ。
採用者にはQUOカード(1万円)が贈られる。さらに、12月13日(土)に橋本駅周辺で開催予定の神奈川県手話言語条例施行10周年記念イベントで紹介される予定となっている。
提出するものや提出形式、応募方法の詳しい情報は、下記の詳細ページで確認を。
今後も手話を広める施策に取り組んでいく神奈川県
6月25日(水)には、手話に関する施策の推進に関する法律(手話施策推進法)が公布・施行された。
この法律では、手話はこれを使用する人にとって重要な言語とし、その習得や使用、手話文化の保存等に関する施策を推進することとしており、法第3条には国・地方公共団体は、手話に関する施策を総合的に策定・実施する責務を有すると明記されている。神奈川県では、今後も手話を広める施策に取り組んでいくとしている。
対象者は、ろう者とろう者以外をつなぐ、みんなのことば「手話」を広めるためのマークのデザインを考え、応募してみては。
応募方法詳細:https://www.pref.kanagawa.jp/docs/n7j/cnt/f537527/shuwakotoba.html
神奈川県HP:https://www.pref.kanagawa.jp/index.html
(ソルトピーチ)
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