静岡県伊東市の伊豆急コミュニティーが、伊豆地域で展開する物産店「Zushu KIYOTAYA」(豆州清田屋)で、6月14日(土)から自社製造のサバひものを使った新商品「Himono Traveler(ひものトラベラー)」の販売を開始した。日本の食卓で干物離れが進むなか、伊豆の干物職人が自社製造のサバひものを使った新しい干物づくりに挑戦した。
サバひものを使った新商品「Himono Traveler」
「Himono Traveler」は、「サバひものであなたの食卓に彩りを」をコンセプトに、干物と世界の料理を融合させた新商品。厳選したサバに各国のスパイスやハーブを組み合わせることで、豊かな香りと風味を引き出している。
ご飯はもちろん、お酒のおつまみやサンドイッチの具材、サラダのトッピングとしても合わせられる、まさにワールドワイドな美味しさが楽しめる商品だ。
第1弾のラインナップ
「Himono Traveler」第1弾の商品は、「チーズ香る濃厚ジェノベーゼ」「スパイス香る芳醇タンドリー」「甘辛やみつきヤンニョムチーズ」の3種類。どの商品も、干物製造にかかわるスタッフが「美味しい干物を、世代を問わず沢山の人に食べてもらいたい」という想いで作り上げた自信作なのだそう。
「チーズ香る濃厚ジェノベーゼ」は、香り豊かで濃厚な味わいのジェノベーゼソースをサバひものに合わせた商品。バジルとピンクペッパーもポイントだ。
「スパイス香る芳醇タンドリー」は、クミンやターメリック等のスパイスを加えた風味豊かなソースをサバひものに合わせた商品だ。
「甘辛やみつきヤンニョムチーズ」は、甘辛い味わいのヤンニョムソースをサバひものと合わせチーズをトッピングしている。
いずれも、さばは国内産。保存方法は、-18℃以下で要冷凍。賞味期限は、製造から2ヶ月だ。商品は「Zushu KIYOTAYA」の各店舗(ラスカ熱海店・伊豆高原店・熱川店・河津店・下田店)で購入可能。期間限定で、オンラインショップ等でも販売される。価格は1枚(半身)980円。オンラインショップでは、3種類セット(送料込)の販売となる。
調理方法は、凍ったまま、両面グリルまたは蓋をしたフライパンで中火で12分ほど焼けばOK。焼き時間は、中心温度を確認しながら調整すると良い。
「Himono Traveler」開発のきっかけ
伊豆の土産物店として観光客に親しまれてきた「豆州やまきちは」は、「もっと日常に溶け込める存在になりたい」という想いからリブランディングを実施し、6月14日(土)「Zushu KIYOTAYA」に生まれ変わった。「Zushu KIYOTAYA」は「伊豆の魅力をもっと。」をコンセプトに、これまで以上に伊豆の魅力を掘り起こし、より良い商品づくりを進めていくとのことだ。
「Himono Traveler」は、「Zushu KIYOTAYA」の新商品。創業から102年、「Zushu KIYOTAYA」は味付けを変えることなく、伝統の製法を守り続け、南伊豆の地で干物をつくり続けてきたが、近年、ライフスタイルの変化や食の多様化が進むなかで、伝統的な干物が食卓から遠のいている現実もあったのだそう。「Zushu KIYOTAYA」は、「長く地域の食文化を支えてきた干物を、もう一度“今の暮らし”に寄り添うかたちで届けたい」と考え、今回の商品の開発に至ったとのことだ。
経営管理室の企画担当課長・山口慎吾さんは、「Himono Traveler」についてこう語っている。「今回の商品開発で苦労したことはベースとなるサバ干物の塩味調整と飾りに使うバジルやレモンなどの包装方法を試行錯誤したことでした。『美味しい干物を若い人たちにも食べてもらいたい』という想いでつくった商品ですので、是非ご賞味ください。」。
「Zushu KIYOTAYA」が、「サバひものであなたの食卓に彩りを」をコンセプトに開発した新商品「Himono Traveler」を試してみては。
■Zushu KIYOTAYA
公式サイト:https://zushu-kiyotaya.com
オンラインshop:https://aged-wood-4359.stores.jp
公式Instagram:https://www.instagram.com/zushukiyotaya
(熊田明日良)
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