7月6日(日)、福岡県福岡市大橋に「Niwa Fukuoka」がオープン。同店は、熊本県熊本市でWillが運営する珈琲回廊がプロデュースするカフェで、近代的な商業施設の中に日本の美意識を継ぐ、都会にひらかれた静謐な庭のような空間を演出する。
新たな「南区の顔」にオープン
福岡市南区の新たなふれあいの場として今年4月に完成した「OHASHI HILL」は、地域に長年親しまれてきた「ゆめアール大橋」の跡地に建設された複合商業施設だ。
都市の利便性と暮らしの温かさが交差する大橋エリアにおいて、まちと人、日常と文化がゆるやかにつながる交流拠点として、未来志向のライフスタイルとふれあいを育む、新たな「南区の顔」として期待されている。
「Niwa Fukuoka」店内の様子
屋上広場や大橋の街並みとゆるやかにつながるよう、「Niwa Fukuoka」のカフェカウンター前の床にはゆるやかな傾斜を設け、高低差による空間の奥行きを演出。
ステージのように少し浮かび上がるカウンターに向かって歩みを進める中、利用者はまるで起伏のある“丘”を歩くように、自然と視線が抜けていく景色や屋上の気配を感じながら、空間そのものを体験として味わえる構成になっている。
同店で採用している土壁は、本来廃棄される珈琲の粉末を仕上げ材として再利用したものだ。
細かく乾燥させた粉を左官材に混ぜ込むことで、微細な質感と自然な色味を加え、やわらかな陰影を生む壁面に仕上げた。素材の再活用を通じて、空間にさりげない温かさと環境への配慮を取り入れている。
商品・メニュー紹介
「Niwa Fukuoka」では、お茶や珈琲の時間を持ち帰れる茶葉やドリップバッグを中心に用意。自宅用にはもちろん、気の利いた手土産としても選びやすいよう、味わいと佇まいのバランスにこだわったラインナップになっている。
海外でも高い評価を受ける福岡・八女産の茶葉を使用した緑茶をはじめ、すっきりとした後味が特徴の和紅茶ソーダ。さらに、Niwaオリジナルブレンド豆を使ったドリップコーヒーやコールドブリューなど、お茶と珈琲の個性を引き出したドリンクを幅広く用意する。
お茶にも珈琲にも寄り添うように仕立てたテリーヌやプリン、羊羹などの甘味もある。香りや余韻との調和を大切にした、シンプルで品のある仕上がりになっている。
なお、珈琲回廊とは2019年10月、熊本城の城下町にて築120年の町屋をリノベーションしてオープンした珈琲豆屋。「熊本の城下町界隈が更なる賑わいと利益を生み出す街に」というコンセプトのもと活動中だ。
そんな珈琲回廊プロデュース初のお茶をメインにした店舗「Niwa Fukuoka」を訪れてみては。
■Niwa fukuoka
住所:福岡県福岡市南区大橋1丁目3-3 OHASHI HILL 6F
営業時間:10:00~21:00
アクセス:大橋駅東口から徒歩1~2分
Instagram:https://www.instagram.com/niwafukuoka.official
(さえきそうすけ)
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