グッドデザイン大賞受賞者が「てばなす」について語る特別対談を無料でライブ配信！

おてらおやつクラブは、6月14日(土)にフリーマガジン『てばなす』第9号を発行した。この発行を記念し、7月31日(水)にオンラインイベント「てばなすナイト2025」を開催する。

YouTubeライブ配信にて、時間は20:00〜21:00を予定。参加費は無料で、事前申込制となっている。

ひとり親家庭をサポートする「おてらおやつクラブ」

おてらおやつクラブは、全国の子どもの貧困問題の解決を目指し、寺に供えられるさまざまな「おそなえ」を、仏さまからの「おさがり」として頂戴。

子どもをサポートする支援団体の協力の下、さまざまな事情で困りごとを抱えるひとり親家庭へ「おすそわけ」する活動だ。

『てばなす』は、子どもの貧困問題について多くの人に知ってもらうことを目的に発行している啓発マガジン。関わる寺や支援団体へのインタビュー、活動レポート、現場で見えてきた課題を通じて、「支援」や「つながり」のあり方を伝えている。

第9号のテーマは「わたしの想いを『おすそわけ』にのせて」。匿名で届けられる「おすそわけ」に込められたやさしさや願いに光を当て、「てばなす」ことの意味を見つめ直す内容となっている。

同イベントでは、「てばなす」という言葉をキーワードに、さまざまな視点からその意味を探りながら、参加者の心に残るひとときを提供することを目指す。

登壇者の吉田田タカシ氏は教育者、デザイナー、ミュージシャンであり、京都芸術大学・天理医療大学(元非常勤講師)、アートスクール「アトリエe.f.t.」代表でもある。

また、「まほうのだがしやチロル堂」の共同代表で、教育や社会問題に取り組む「トーキョーコーヒー」代表。日本PTA全国研究大会などにおいて多数の講演実績がある。バンド「DOBERMAN」のボーカルも担当しており、出演はフジロックなど多数。

そしてもう1人の登壇者である松島靖朗氏は、おてらおやつクラブ代表理事。両氏はともにグッドデザイン大賞(内閣総理大臣賞)受賞者であり、それぞれ異なる立場で社会課題に向き合ってきた。

おてらおやつクラブは2018年、吉田田タカシ氏が共同代表を務める「まほうのだがしやチロル堂」は2022年に、それぞれグッドデザイン大賞を受賞した。ともに奈良を拠点とし、子どもの困りごとの解決に取り組んでいる団体だ。

当日は、2人の代表が「てばなす」というテーマをもとに自由に語り合うフリートークを届ける。イベント中には、視聴者からの質問や「あなたにとっての“てばなす”とは？」という声も紹介予定だ。

なお、吉田田タカシ氏の「てばなす」エピソードは、『てばなす』第9号にも一部掲載されている。事前に『てばなす』を読むと、イベントをより深く楽しめるだろう。

イベントの詳細確認・申し込みは、記事下部のPeatixサイトにて。「てばなすナイト2025」に参加して、「てばなす」ことの意義を考えよう。

『てばなす』第9号：https://otera-oyatsu.club/2025/06/tebanasu9/#tebanasu-read
てばなすナイト2025詳細確認・申し込みページ：https://tebanasunight.peatix.com

(佐藤ひより)