【埼玉県川越市】川越市立美術館で、ワークショップ「指で押して跡をつける小さな本をつくろう」開催!

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小林花子さん「指の温度」2023年


川越市立美術館で、8月30日(土)、ワークショップ「指で押して跡をつける小さな本をつくろう」が開催される。

小学3年生から参加可能

「指で押して跡をつける小さな本をつくろう」では、和紙に記録したいモノの凸凹の跡をつけ、製本をして冊子にする。講師は、彫刻家の小林花子さん。参加費用は800円だ。

対象は、小学3年生からで、大人の参加もOKだ。参加にあたっては、事前申込みが必要。7月25日(金)~8月5日(火)の期間、電子申請、電話またはファクスにて川越市立美術館に申し込もう。定員は12人で、抽選制。抽選結果は、8月10日(日)までに全員に通知される。連絡がなかった場合は、同館に電話で問い合わせよう。

申し込みフォームは7月25日(金)に川越市立美術館のHPに掲載される。電話とファクス番号は、下記の詳細ページに掲載されている。

2002年12月1日に開館した美術館

川越市立美術館は、川越市市制施行80周年に当たる2002年(平成14)12月1日(川越市民の日)に開館した。川越の文化の中核として、市民がいつでも自由に利用し、鑑賞、創作、発表を通じて積極的に美術に親しむことができるよう「川越にふさわしい文化的、地域的特性のある美術館」「美術を親しみやすく鑑賞できる美術館」「生涯学習の場として市民が積極的に参加できる美術館」「美術情報センターとしての役割を担い、新時代にふさわしい美術館」「内外にわたる、美術、文化の交流の場として広く対応できる美術館」であることを目指している。

「線路のある風景」1954年

「原野」1963年

相原求一朗記念室では、川越市名誉市民である洋画家・故相原求一朗さんの作品を展示している。

タッチアートコーナーに小林花子さんの作品を展示

また、だれもが利用できる市民ギャラリーのほか、視覚以外の感覚により鑑賞の可能性を広げるタッチアートコーナー、美術に関する情報を提供する美術情報コーナーもある。

タッチコーナーは、ふだん美術あるいは美術館にあまりなじみのない人が、気楽に美術に親しめる展示室。6月26日(木)~9月15日(月)の期間は、今回のワークショップ「指で押して跡をつける小さな本をつくろう」の講師、彫刻家・小林花子さんの作品が展示される。

大学卒業までを埼玉県狭山市で過ごした小林さんは、狭山の地で育まれた原風景をよりどころのひとつとして、木を素材とした創作活動を続けている。近年は、建物や内装の一部だった古材や、なにものにもなり得なかった木片など、生活の中で使われていた身近な素材をもとにした作品を展開。新たな命を吹き込まれた「木」の作品からは、小林さんの「もの」をいつくしむ温かなまなざしと繊細な感性がうかがえるという。

コロナ禍が世界を覆った2020年、小林さんは自身の指の痕跡を木に刻んでゆく「指の温度」の制作をスタート。展示では、まるで鑑賞者にさわることを促すかのような「指の温度」シリーズの最近の展開を中心に展観する。各作品のさわり方を確認しながら、優しくさわって鑑賞しよう。作品の写真をみているだけでも、硬さは?質感は?と気になることばかり。触ることで、新たな発見がありそうだ。ワークショップに参加する前に立ち寄るのもいいだろう。

アクセスをチェック

川越市立美術館は、東武東上線・JR埼京線(川越線)「川越駅」または西武新宿線「本川越駅」からバスで来館可能。川越には、観光スポットもたくさんあるので、当日は、ワークショップ、美術館での作品鑑賞を楽しんだ後、川越の街を巡ってみるのもいいだろう。

今年の夏は、「指で押して跡をつける小さな本をつくろう」に参加するのはもちろん、川越旅も楽しんでみて。

■指で押して跡をつける小さな本をつくろう
日時:8月30日(土)午前10時~午後1時
会場:川越市立美術館 創作室(受付:本館1階エントランス)
住所:埼玉県川越市郭町2丁目30番地1
詳細:https://www.city.kawagoe.saitama.jp/artmuseum/a-event/1015605/1017921.html
川越市立美術館 公式HP:https://www.city.kawagoe.saitama.jp/artmuseum/index.html

(ソルトピーチ)

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