2025年に創立100周年を迎えた品川女子学院。同校は、次の100年に向けた取り組み「チェンジエージェント プロジェクト」を始動する。
目指すのは「チェンジエージェント」の育成
100周年という節目に、品川女子学院は新たに「チェンジエージェントプロジェクト」を始動する。同校は、次の100年に向けて必要なのは、課題を自ら発見し、多様な人々を巻き込みながら、社会に変化を起こすことのできる女性たちだと考えている。
そんな起業マインドを持った女性「チェンジエージェント」の育成を目指し、「チェンジエージェント プロジェクト」が立ち上げられた。
起業マインドを持つ人とは、必ずしも実社会で起業する人のみではない。社会のあらゆる場所で、起業家的なマインドをもって他者への影響力を発揮する人物が、同校が育成を目指す「チェンジエージェント」だという。
同校の起業マインド教育は、アントレプレナー(起業家)とイントラプレナー(社内起業家)の共通資質を育むことに重点を置いている。同校は、「チェンジエージェント」という新たな価値を共創し、組織や社会の変革を推進し、校外へノウハウをシェアすることで社会的インパクトを出したいと考えている。
品川女子学院の強みやデータを紹介
「チェンジエージェント プロジェクト」では、28projectで培われてきた教育ノウハウを元に、ライフステージを問わず女性が社会で活躍できる環境の創出を目指している。大切にしているのは、問題発見力・共感力・発信力・内省力。実際と同様のプロセスを経て起業を体験するプログラムや、自治体・地域ステークホルダーとの連携など、品川女子学院らしいユニークな方法で生徒ひとりひとりの起業マインドを育む。
また、同校が持つ強みやデータを特設サイトで紹介中。「男女別学だからこそ女性のリーダーが育つ」「『自分の意志』を持つための教育」「チームワーク力とリーダーシップ力を、共に伸ばす」「企業、行政、社会人メンター、外部連携による特別講義」「企業コラボによる商品開発」「卒業生のプロジェクト主導実績、他校の3倍」「高いキャリア志向と自己実現志向をもつOGを輩出」「中高時代に自己決定力を持つと、年収や幸福度が高まる」といった内容を紹介している。
特設サイトでは、さまざまな分野で活躍する卒業生へのインタビュー動画を後日公開。在学時の経験が現在の自分にどのように活きているかを話すという。
AI Shiftマーケティングマネージャーの高野萌々子さん、国家公務員総務省の山本琴瑚さん、OECD(経済協力開発機構)/ 教育政策アナリストの加藤静香さん、ABCスタイル/代表取締役社長の田丸玲奈さん、トミトアーキテクチャ代表/建築家の冨永美保さん、おしんドリーム/取締役でドローンインストラクターの田村まりさん、MONONOKE/CEOでイラストレーター/UI・UXデザイナーの渡邉杏奈さん、オートメーションテクニシャンの小林由佳さん、京都大学大学院 農学研究科/助教の小林加代子さんが登場する。
品川女子学院理事長のコメントを紹介
品川女子学院理事長の漆紫穂子さんは、「今、世界はより複雑に、より多様になっています。そんな時代を生き抜くために必要なのは、自ら考え、他者と協働し、課題に向き合える力です。『チェンジエージェントプロジェクト』は、まさにその力を育むためのものです。皆様のご支援が、未来の社会を変える女性たちの背中を押す力となります(後略)」とコメントを寄せた。
この機会に、「チェンジエージェント プロジェクト」についてはもちろん、品川女子学院についてもチェックしてみては。
「チェンジエージェント プロジェクト」特設サイト：https://change-agent.shinagawajoshigakuin.jp
品川女子学院 公式HP：https://www.shinagawajoshigakuin.jp
(ソルトピーチ)
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