浅草観光連盟は、今年も墨田区と共に、隅田川の両岸にて「隅田川とうろう流し」を、8月16日(土)に開催。隅田川の両岸から合わせて5,000個のとうろうを流す。
これに先がけ、「隅田川とうろう流し」で、自分で流すとうろうのインターネット事前販売を開始した。
事前販売の背景
「隅田川とうろう流し」は、とうろうを購入すれば、誰でも隅田川にとうろうを流せる行事で人気を集めている。
コロナ前から多くの外国人観光客が、隅田川に流れるとうろうを見学しており、とうろうを流したい外国人の参加が年々増えてきたそう。
今年はさらなる外国人観光客のとうろう流しへの参加を予想しており、当日受付の混雑緩和のために、近郊に住んでいる人で、とうろう流しに参加を希望する人に、事前ネット販売を広く呼びかけることにした。
とうろう事前購入の方法
隅田川に自分で流すとうろうの事前購入は、ネット販売による申し込みと、代金振込みによる申し込みの2つの方法を選べる。なお、浅草文化観光センターおよび松屋浅草でも購入可能だ。
8月9日(土)までの前売りは1,700円で、送料が別途420円かかる。420円の送料で5個まで送ることができる。
ちなみに、8月16日(土)の現地販売は2,000円。水上バス乗り場前の特設テントにて14時から18時ごろまで販売される。
浅草のとうろう流しの歴史
浅草のとうろう流しは、史誌によれば、折からの満月に近い月の光に照らされて美しく、河畔にたたずむ人々の見守る内に物故者の冥福を祈り、安心を願う祈りの声と共に川面をただよい流れていった。
ときには花火が打ち上げられ、消防実演や消防庁の吹奏演奏も行なわれ、両岸には数十万の観衆も集まり、なかにはアメリカ、イギリス、カナダ、ドイツ等多数の外国人観光客も拝観しており、国際的なニュース報道もされるなど盛況であったと記されており、「流灯会」は夏の重要な名物行事であることがしのばれる。
昭和41年の春、高潮防止のため両岸に防潮堤の整備が行われ、この流灯会も昭和40年を最後になくなった。しかし、平成17年に隅田川親水テラスの連続化およびスロープ整備がされ、さらに国際的に東京を魅力ある都市空間として再生することを目的に、水辺空間における浅草の観光、景観や回遊性などの特徴をいかし、憩いと賑わいの場づくりを率先して創造し、隅田川との魅力あるふれあいを高める意味からも「流灯会」が開催された。
「隅田川とうろう流し」に参加したい人は、事前にとうろうを購入してみては。
■隅田川とうろう流し
開催日:8月16日(土) 雨天決行
開催場所:隅田川 吾妻橋~言問橋
当日受付時間:午後2時~(とうろうが無くなり次第終了)
とうろう当日受付場所:隅田公園入口テント(水上バス乗場前)
とうろうの事前購入詳細:https://e-asakusa.jp/culture-experience/105386
(Higuchi)
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