【千葉県】118店舗が参加するスタンプラリー型の地域回遊イベント「成田うなぎ祭り2025」開催！

千葉県成田市では、7月18日(金)〜8月28日(木)の期間、第21回「成田うなぎ祭り」を開催中だ。

同イベントは、成田市観光協会が主催。古くから地域に根づく食文化「うなぎ」をテーマに、飲食店から土産物店、カフェ、ホテルまで計118店舗が参加するスタンプラリー型の地域回遊イベントだ。

今年で21回目を迎えた「成田うなぎ祭り」

うなぎ料理は、成田山詣での参詣客をもてなす旅館や料理屋の中で根づき、成田の「ソウルフード」として今も多くの人々に親しまれている。「成田うなぎ祭り」は、この伝統を次世代へ繋ぐため、2005年より開催を続け、今年で21回目を迎えた。

今回の祭りには118店舗が参加。うなぎ専門店はもちろん、蕎麦屋・寿司屋・フレンチ・天ぷら店など、ジャンルを超えた「成田ならではのうなぎ料理」が味わえる。さらに参道の土産物店やカフェ、ホテルなどもスタンプラリーに参加し、訪れた人々に“食べて・買って・楽しむ”回遊体験を提供する。

昨年度のスタンプラリー応募券総数は34,845枚にのぼり、今年はそれを上回る見込み。夏の暑さを吹き飛ばす“うなぎパワー”とともに、食とまちの魅力を再発見できる、成田の夏の風物詩となっている。

イベント期間中、参加店舗での買い物1,000円ごとに1個スタンプを押印(1店舗最大2個まで)。スタンプを3個集めると、旅行券や宿泊券や成田の名産物など豪華賞品が当たる抽選に応募できる。

「あと1店舗！」「あと1,000円！」と自然と足がのび、普段は訪れないお店との新たな出会いもあるかもしれない。スタンプラリーによる回遊促進が、地域全体の活性化へとつながっている。

また、イベント期間中は、参道を中心に「涼」を感じられる取り組みも充実。

7月18日(金)～9月23日(火)の期間、和風日傘の無料貸出を実施。さらに、7月18日(金)～8月28日(木)の期間の午前10時・午後2時、打ち水を一斉実施する。

成田山新勝寺の門前町として発展した成田では、印旛沼の恵みを活かした川魚料理が発展し、なかでもうなぎ料理は江戸時代から旅人を癒す夏のごちそうとして愛されてきた。今もなお、数多くの老舗うなぎ料理店が軒を連ね、観光地としての魅力を高めている。

成田うなぎ祭りでは、参加店舗の協力のもと、売上の一部を「水産研究・教育機構」へ寄付。うなぎ種苗の生産研究を支援するなど、食文化の持続可能性にも取り組んでいる。

成田は、パワースポット・成田山新勝寺や老舗酒蔵、成田空港といった多彩な観光資源にも恵まれた街。旅の途中に、“成田のうなぎ”と“心ほどける街歩き”を楽しんでみて。

今年の夏は「成田うなぎ祭り2025」に参加し、うなぎを巡って、まちを巡ってみては。

■成田うなぎ祭り2025
期間：7月18日(金)〜8月28日(木)
会場：成田山表参道周辺や印旛沼周辺を中心に成田市内外の参加店店舗
公式HP：https://www.nrtk.jp/enjoy/shikisaisai/eel-festival.html

(ソルトピーチ)