世界的な聴覚ケアグループ、デマントの補聴器旗艦ブランドで、120年以上の歴史をもつオーティコン補聴器は、「オーティコン みみともコンサート2025」を10月19日(日)に、東京都千代田区にあるイイノホールにて開催する。
聞こえる人も聞こえにくい人も、同じ空間で音楽を楽しめる同コンサートは、「子どもから大人まで、難聴者と健聴者が共に最上の音楽を楽しむ」という趣旨のもと、オーティコンが2014年よりCSR活動の一環として毎年開催(コロナ禍はオンライン)している、通算で12回目となるバリアフリーでインクルーシブなコンサートである。
ダニエル・ゲーデ氏率いる弦楽四重奏
今年の演奏者は、ウィーン・フィルの前コンサートマスター、ダニエル・ゲーデ氏(ヴァイオリン)が率いる「ゲーデ弦楽四重奏団」。
ダニエル・ゲーデ氏の他、ヴァイオリンのステファン・フーヴァー氏、ヴィオラのマティアス・シェスル氏、チェロのセバスティアン・ゲーデ氏が出演する。演奏者の詳細については下記特設サイトで確認を。
「気遣いする気持ち」も取り除く
昨今の補聴器技術の進歩により、補聴器は見た目も性能も目覚ましく進化している。以前コンサート会場などで起こりやすかったハウリングも、ハウリング抑制システムなどにより発生しにくくなっている。
しかし、こうした技術を活用していない場合、ハウリングが発生することもあるため、コンサート会場ではハウリングへの配慮についてアナウンスするケースも少なくない。
この注意喚起が補聴器ユーザーに「他の人の迷惑になるかもしれない」と、過度なプレッシャーを与えてしまうことがあり、コンサート会場から足が遠のく人も一定数いるようだ。
みみともコンサートでは、音のバリアだけでなく、心のバリアである「気遣いする気持ち」も取り除けるよう、一般的なハウリングの注意喚起に関するアナウンスを流していない。代わりに、もしハウリングが起こっても周囲は温かく見守り、優しく教えてあげてほしいとアナウンス。
当日は、補聴器ユーザーをはじめ、聞こえに悩みを抱える人たちも心地よく参加できるよう、情報保障として、テレコイル対応の補聴器に直接音をとばせるヒアリングループシステム、話者のスピーチを要約してモニターに字幕表示を行う要約筆記システム、「筆談」対応可能なスタッフを導入する。
その他のサポート・展示について
コンサート会場のホワイエは、先進AI(DNN2.0)やじぶんセンサー(4Dセンサー)を搭載しながら、補聴器ユーザーが最も聞きたい音が聞けるようサポート。
音楽を聴くために開発された、専用の音楽プログラム「オーティコン My Music」も活用できる先進補聴器の展示や、約3分で自身の今の聞こえを測れる「簡単聞こえのチェックコーナー」も設置予定だ。
また、聴覚ケアや補聴器の正しい理解促進を目的に、専門家や補聴器ユーザーによる講演、補聴器ユーザー同士の交流を行う「オーティコンファンミーティング2025」も同日開催する。詳細は「オーティコンファンミーティング2025」の告知サイトで確認を。
コンサート開催概要
「オーティコン みみともコンサート2025」の開催日時は、10月19日(日)14:00開演(開場13:00)、約2時間。未就学児、補聴器装用者、車椅子利用者の参加も歓迎だという。
応募資格は、開催の趣旨に賛同する全ての人。完全招待制で、応募者の中から抽選で招待する。下記応募フォームから9月10日(水)まで申し込みを受け付けている。
聞こえる・聞こえにくいを超えた、オーティコン補聴器が届ける共生の音楽体験「オーティコン みみともコンサート2025」に参加してみては。
■オーティコン みみともコンサート2025
会場:イイノホール
住所:東京都千代田区内幸町2-1-1 飯野ビルディング4階
特設サイト:https://www.oticon.co.jp/event/concert
応募フォーム:https://forms.office.com/pages/responsepage.aspx?id=qMf4mwjgp0meQ6t2l2xL-Es8QdBEX99OrDypIfuFRTBUQVhPWkdHQ1E2RlVVSkRPOUU1NDZITzNZVS4u&route=shorturl
「オーティコンファンミーティング2025」告知サイト:https://oticon.satori.site/fanmeeting2025
(さえきそうすけ)
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