Colorbathは、アフリカ・マラウイで命に関わるエネルギー不足に直面する子どもたちとその家族を支えるため、クラウドファンディングを開始した。実施期間は7月26日(土)〜8月31日(日)。
発展途上国の課題解決に取り組むColorbath
Colorbathは、「ひろがれ、セカイ」をコンセプトに、日本・ネパール・マラウイをフィールドにして、教育と雇用を生み出す途上国ソーシャルビジネス事業に取り組んでいる。
事業分野は多岐に渡り、教育、農業、保健衛生、エネルギー、IT分野等で様々なプロジェクトを展開している。
また、自分たちが当事者として活動して得た学びを、ラーニングプログラムとして日本の教育機関と連携して子どもたちに世界を広げる学びの機会を提供している。
命に関わる課題に直面しているマラウイ
アフリカ南東部に位置するマラウイ共和国では、電気やガスがほとんど普及しておらず、国民の約90%が薪や木炭に頼った生活を送っている。
しかし、急増する人口と反比例するように、森林資源の減少は深刻で、薪を得るために子どもが5時間かけて山に入ることもある。これは、教育を受ける機会や健康な発育にも大きな影響を及ぼしている。
問題は家庭だけにとどまらない。衛生環境の整わない地方のヘルスセンターでは、医療器具を煮沸消毒する環境の確保が難しく、感染症や出産時のトラブルで命を落とすケースも後を絶たない。
慢性的な下痢等の影響もあり、約15%の子どもたちが慢性的な低体重に陥っている。毎日の暮らしを安心して過ごす、そのために必要なエネルギー源を得ることすら、困難なのが現実だ。
「エネルギーがない」ということは、生活が不便ということではなく、命に関わる緊急の課題だ。
ブリケットとソーラーボイラーを農村地域へ届ける
今回のクラウドファンディングでは、ピーナッツの殻など、農村部の有機廃物から製造可能な燃料である「ブリケット」と、太陽光熱を活用した「ソーラーボイラー」を最も支援が必要なマラウイの農村地域に届ける。
支援金は、3つの支援エリアに対する、ソーラーボイラー50台を製造するための材料となるアルミニウム、土台に必要な木材、スチール素材にあてられる。
ほかにも、ブリケットを圧縮製造する機械、ガソリン代を含む運送費、ブリケット運搬用の中古軽トラック車両2台などにあてられる。
命を救うエネルギーを通して、マラウイの生活を、そして子どもたちの笑顔を、支援者と共に支えていきたいと考えている。
わずか6日間で300万円を突破し次のゴールへ
多くの人からの温かい支援により、開始わずか6日間でファーストゴールの300万円を突破。その力強い応援を胸に、現在最終ゴールである1000万円に挑戦している。
1000万円の応援があれば、ソーラーボイラー、ブリケットマシーンを設置する支援箇所を1エリアから3エリアに拡大できる。また、ブリケット運搬用の中古軽トラック車両を2台購入し、円滑に住民に届けられるようにできる。
ここを目指して取り組み、今後さらなるエリア拡大、及びマラウイ以外のアフリカ諸国へと、地球にも人にも優しいエネルギーを提供していく。
Colorbath代表の吉川雄介氏によるメッセージ
以下は、Colorbath代表の吉川雄介氏のメッセージの一部抜粋。
「『世界に変化を求めるのであれば、自らがその変化の中心となれ』『微力かもしれない。でも、無力ではない』私たちの活動を支えてくれるこの2つの言葉。私たちは、挑戦を続けます。
ぜひ、一人でも多くの人とつながり、一人でも多くの人のご支援をいただきたいです。そのひとつひとつによって、救える命があり、変えられる未来があります。
活動の様子は、ブログやオンラインでの報告会を通して、みなさんにもお届けさせていただきます。一緒に、想いをカタチにして、未来をつむいでいけると嬉しいです。頑張ります。一緒に、頑張りましょう。」
アフリカの子どもたちの助けになるColorbathのプロジェクトをチェックしよう。
Colorbathクラファンページ:https://congrant.com/project/colorbath/17863
プロジェクト名:【緊急支援】今、この瞬間に救える命。アフリカの子どもたちが生きるために必要なエネルギー燃料を届ける
公式Instagram(プロジェクト動画):https://www.instagram.com/reel/DMjXPPYy4f5/?utm_source=ig_web_copy_link
(佐藤 ひより)
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