【京都府京都市】エースホテル京都で染色家・柚木沙弥郎の原画展『旅の歓び、旅の色彩』を開催

©Norio Kidera

エースホテル京都は、9月1日(月)～10月31日(金)までの期間、1階ロビーギャラリーにて、染色家・柚木沙弥郎氏の原画展『旅の歓び、旅の色彩』を開催する。

2024年に享年101歳で逝去した柚木沙弥郎氏は、戦後間もない1946年に「民藝」と出会い、染色の道へ。以降、長きにわたり創作活動を続け、鮮やかな色彩と大胆な構図で独自の表現世界を築いてきた。同展では、ヨーロッパ、インド、日本各地を旅して出会った人や風景、文化をもとに生まれた作品群を展示。記憶と色彩が交差する柚木氏の創造の軌跡をたどる。

また、今回の原画展に合わせて「柚木沙弥郎と旅するアフタヌーンティー by エースホテル京都」や、京都市京セラ美術館で開催される特別展「民藝誕生100年—京都が紡いだ日常の美」と連携した限定宿泊プランも登場する。

柚木沙弥郎氏の原画展を開催
柚木氏の世界観が堪能できるアフタヌーンティー
「民藝誕生100年」と連携した宿泊プランも登場

柚木沙弥郎氏の原画展を開催

外観

ロビー

柚木沙弥郎氏は、エースホテル京都のロゴ、客室アート、ロビー、コーヒーショップの暖簾などを製作してきた。

レセプション

彼が手がけた客室アートやアメニティ、館内各所に点在する型染作品は、ホテルの芸術に対する深い敬意と文化交流の象徴となっている。

柚木沙弥郎氏の原画展『旅の歓び、旅の色彩』では、旅先で得たインスピレーションの源泉である、旅の記憶や色彩が交差する作品を通じて、その豊かな創造の軌跡をたどる。

また、ロビーのリテールショップにて関連書籍(平凡社)や、柚木沙弥郎氏のグッズを販売。9月5日(金)18:00〜20:00には、ロビーギャラリーにて原画展開催記念レセプションパーティーも開催する。

柚木氏の世界観が堪能できるアフタヌーンティー

KŌSA

会期中は「柚木沙弥郎と旅するアフタヌーンティー by エースホテル京都」を、館内レストラン「KOSA」で提供する。

彼が旅した世界各国を巡るような趣向を凝らしたセイボリーと、京都の老舗「一保堂茶舗」の上質な抹茶やほうじ茶を贅沢に使用したスイーツの数々が楽しめる内容で、コーヒー、紅茶、お茶は飲み放題。

価格は平日5,000円(サ・税込)、土日祝日6,000円(サ・税込)。トートバック付きは、平日9,000円(サ・税込)、土日祝日10,000円(サ・税込)だ。予約受付中なので、気になる人はチェックしてみて。

イートインスタイル

テイクアウト

セイボリーメニューは、エジプトビーツのフムス自家製ピタブレッド『カイロの二人の男』、イタリアベネチア風エスカベッシュ『ベネチア風景』、ポルトガルたこのラガレイ風『リスボンの港』。

イギリスビーフマッシュルームミートパイ『ケトルズ・ヤード』、インドタンドリーフライドチキンピンクヨーグルトソース『ジャイプール』、日本焼きおにぎりしば漬け『日本の風景作品群』だ。

デザートメニューは、栗と極上ほうじ茶のムースケーキ、極上ほうじ茶ロールケーキ、いり番茶と苺のシュークリーム、若き白抹茶ティラミス、くきほうじ茶シルクスイートのタルト、極上玄米茶フルーツカクテルを展開する。

「民藝誕生100年」と連携した宿泊プランも登場

©Norio Kidera

柚木沙弥郎氏は「民藝」に出会い、染色の道に進んだ。会期中は、9月13日(土)から開催される特別展「民藝誕生100年—京都が紡いだ日常の美」との連動企画として、限定宿泊プランも展開する。同氏が手がけた客室アートやアメニティ、館内各所に点在する型染作品が存分に楽しめる内容だ。

同プランには、特別展「民藝誕生100年—京都が紡いだ日常の美」の観覧券も含まれ、価格は1名利用43,753円(サ・税込)〜、2名利用は45,245円(サ・税込)〜。観覧券はチェックイン手続きの際に渡されるため、郵送不可だ。営利目的でのチケットの転売は厳禁となる。なお、観覧券の団体割引、障がい者手帳等持参などの割引はない。

また、特別展「民藝誕生100年—京都が紡いだ日常の美」の半券持参で、ホテル内レストラン「KOSA」、「Mr. Maurice’s Italian」、「PIOPIKO」にて20％の優待割引が適用される。

柚木沙弥郎氏の創造の軌跡をたどる原画展へ、足を運んでみては。

柚木沙弥郎『旅の歓び、旅の色彩』原画展
期間：9月1日(月)〜10月31日(金)
会場：エースホテル京都ギャラリースペース 1階
住所：京都府京都市中京区車屋町245-2 新風館内